2020年9月30日 (水)

株主総会 今後の出席予定

株主総会 総会土産 株主総会参加 議事録 土産  総会お土産

総会出席回数(投資主総会、株主懇親会含む)

2004年 2005年 2006年 2007年 2008年
31回 33回 42回 41回 55回
2009年 2010年 2011年 2012年 2013年
45回 37回 47回 48回 49回

2014年 51

2015年  44

2016年 40回

2017年  30

今後の株主総会出席予定 

多忙の為、出席予告なしで出席する総会が多くなります。 

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2019年6月 8日 (土)

総会家金城 番外篇その11 総会開催日

総会家金城 番外篇その11 総会開催日

 5月28日付の日本経済新聞に、東京証券取引所が2019年3月期決算の上場企業の株主総会のピーク日が例年通り6月の最終営業日の前営業日の6月27日で、当日の開催社数は719社、集中率は31%になると発表したという記事が掲載された。前年の集中日から6社減少し集中率も0.1ポイント低下したしたそうである。

 決算の数字をとりまとめ必要な書類をすべて総会までに用意するのはかなり大変な作業であることは、総会招集通知を受け取った後で正誤表が郵送されてきたり、当日会場で手渡されたりする例が少なくないことからも明らかで、企業としてできるだけ時間的余裕がほしくなるのは当然ある。加えて以前は、好ましくない、できれば来てほしくない株主が自社の総会に現れる確率が各社一斉に同じ日に総会を開くことによって少しでも低くなるようにという思惑もあって1995年当時はピークの集中率が96%にも達していたという。その後取引所が総会開催日の前倒し、分散化を推奨したこともあって、最近はようやく集中率も3割台に低下してきた。
 それでは今年6月の総会開催日分布状況はどうなっているかを6月1日現在の株主総会スケジュール(日経)で見てみると以下の通りとなる(集中日の開催社数など前掲の新聞記事とは若干異なる) 

 

 

  1日(土)     0社   
  2日(日)     0社   
  3日(月)     1社      
  4日(火)     0社   
  5日(水)     1社   
  6社(木)     0社  
  7日(金)     1社  
  8日(土)     0社 
  9日(日)     0社  
10日(月)     1社  
11日(火)     4社 
12日(水)     6社
13日(木)    15社
14日(金)    21社 
15社(土)     5社  
16日(日)     2社
17日(月)    12社
18日(火)    62社
19日(水)    79社
20日(木)   128社
21日(金)   347社
22社(土)    28社
23日(日)     3社
24日(月)    52社
25日(火)   394社
26日(水)   483社
27日(木)   756社
28日(金)    13社
29日(土)     2社   
30日(日)     0社


 ピーク日を含む3日間の集中率は依然としてかなり高いことが分かる。土日の開催件数が少ないのは当然だが、平日については10日―14日、17日―21日の週に見て取れるように全体として週初が少なく、週末にかけて増えていく傾向が顕著である。
これは人間の心理として、面倒な総会を済ませて週末をのんびりと過ごしたいし、週初の開催だとうっかりすれば準備のため休日出勤ということにもなりかねないから当然であろう。

 

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2019年4月 6日 (土)

総会家金城 番外篇その10 お土産

総会家金城 番外篇その10 お土産

 ――なぜ総会でお土産を出すのか。

 「せっかくおいでいただいたのだから、せめて交通費分くらいはお返ししたい」

 ――なぜお土産を出さないのか

 「出席しない(あるいはできない)株主し対して不公平になるから」

 こういったところが、総会での最大公約数的な質疑応答か。

 最近、株主懇談会同様お土産も減少傾向にある。一社が中止に踏み切ると付和雷同してわれもわれもと廃止に走るのもまったく同じ構図。ただ一部の食品メーカーを中心に自社製品の配布を続ける企業があるので、懇談会ほど激減はしていない。


 お土産の中身はやはり菓子折など飲食料品が多い。東日本大震災後数年間は東北産品を出す企業が増えたりした。そのほか、クオカード、商品券、外食産業の自社店舗飲食券あるいは割引券など金券類はかさばらないのがいい。あまり重い物をもらうと持ち帰るのが大変。毎年鉢植えの花をくれる企業があったが、正直なところありがた迷惑。


 ところで自社製品や総会会場の商品(ホテルのクッキーなど)はいいとして、事前に調達しておく場合は出席人数の読みが難しそう。予想外に出席者が多かったため、用意した品物が足りなくなり、一部の株主には住所、氏名を書き出してもらい、後日郵送という事態に出会ったこともあった。


 渡し方としては先渡しと後渡しがあり、お土産本来の趣旨からすれば、すべてが終わってお帰りになるとき差し上げるのが筋であろうが、そうすると出口がかなり混雑するので、入場の際受付で先に渡してしまった方がスムーズに行く。ということで、最近は先渡しの方が多くなっているような気がする。

 

 

 

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2019年3月16日 (土)

総会家金城 番外編その9 株主懇談会

 「以前は総会の後に株主懇談会が開かれることがあった」と過去形で書きたくなるくらいに、ここ数年で株主懇談会は激減してしまった。今や完全に絶滅危惧種である。もちろん後述するとおり廃止されるにはそれなりの理由があるのだが、それにしても1社が止めると、われもわれもと追随する自主性のなさはどうかと思う。

 株主懇談会の形式はいわゆる立食のパーティーがほとんどだが、中には弁当や軽食のパックを配るやり方もある。アルコールは出す場合と出さない場合があるが、ややノンアルコールの方が多いかという感じ。最大の問題点は、懇談会といいながら飲食に忙しくて、なかなか同席している会社側の役員や幹部職員と「懇談」する余裕がないということ。

 そもそも一時株主懇談会がブームになったのは、開かれた株主総会ということがいわれ、会社関係者以外の一般株主の出席が奨励されたとき、出席人数が多いほどいい総会だという勘違いが広まり、言い方は悪いが手っ取り早く「餌で釣」って人集めしようとしたからではないか。事実、懇談会のおかげで、はるかに株主数の多い同業大手より総会出席者数が多いことを自慢するような社長もいた。しかし重要なのは単なる数ではなく、意識の高い株主が出席して内容のある討論が行われるか否かであることはいうまでもない。というわけで、単なる人集めの手段でしかないような株主懇談会は下火になってきたものと思われる。

 ただ廃止の直接のきっかけとして一部株主のあまりにもひどいマナーの悪さがあったことも否定できない。某外食産業の総会で懇談会を開かない理由に関する質問に対して、以前開催したとき持参した水筒にワインを入れ、弁当箱に料理を詰めて持ち帰った人がいたからという回答を聞いて唖然としたが、考えてみると金城もそれに近い光景を目撃したことがある。例えば大勢の人が列を作って待っているのに、大皿の料理を全部自分の皿に移して持ち去ったり、弁当を積み上げて自由に取れるようにしてあったら一人で10個ほども抱えていったり等々である。

 もっとも悪いのは必ずしも株主だけではない。会社側が出席人数に対して十分な広さの会場と、十分な量の飲み物、食べ物を用意していたかというと、はなはだ疑問なケースも少なくないからだ。某文具会社の総会では、終了近くなると出席者が立ち上がってぞろぞろと出口の方へ移動を開始する。なにごとかと思ったら閉会宣言と同時に一斉に懇親会場めがけて全速力でダッシュ。さもないとと口に入るものは何ひとつ残っていないのでありました。

 とはいうものの会社側と株主側が総会とは違うくつろいだ雰囲気の中で企業の諸問題について語り合うことにはやはりそれなりの意味がある。いたずらに料理の豪華さを競う必要は無く、もっと気軽に発言できる場を設けることはできないだろうか。

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2018年12月11日 (火)

総会家金城 番外編その8 業績報告会

総会家金城 番外篇その8 業績報告会

 総会終了後、別途、事業説明会、経営近況報告会などと題して企業の業績や将来計画などについての説明が行われることがある。
特に総会で事業報告を行わないREITでは、ほとんどの場合投資法人に代わって資産運用会社のトップによる説明がある。

 説明会では、資料が配布されたりして内容も分かりやすく、総会より活発に質疑応答が行われる場合もある。

 説明会を開く会社は基本的に情報開示に積極的として評価できると思うが、ごく一部にこれを悪用する企業もあるので注意を要する。つまり総会で業況に関する質問、特に業績不振を追及する発言があると、それは説明会マターだとして回答を拒み、質疑応答を議案に直接関係する内容のみに限定して、とにかく一刻も早く総会を終了させようとするのである。

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2018年11月21日 (水)

総会家金城 番外編 その7 事業報告

総会家金城 番外編 その7

事業報告

 株主総会の目的事項は報告と決議である。剰余金処分、取締役選任等の議案に対して株主の承認を取り付けるのが最終目的ではあるが、その前提として報告事項(監査報告と事業報告)がある。

 監査報告は、監査法人と監査役会の報告書に基づいて、常勤監査役が行うのが普通。事業報告は通常、議長の仕事だが、他の役員、社員に命じて行わせる場合もある。某TV局の総会ではアナウンサーが担当しており、大変聞き取りやすくてよかった。しかし最近では肉声による報告そのものが極めて少なくなり、多くの場合「株主様によりよくご理解いただくため」と称して、事前に用意した録音とスライドを使用することが多い。時には音楽入りの映像という豪華版もある。

 これをもしプロに作成依頼すると結構高くつくようで、某社の社長が「議長が自分でしゃべってくれれば100万円助かるから」と役員会で反対されて作れなかったとぼやいていた。そこでごく一部ではあるが、いかにも金を掛けた事前の録音であるかのごとく見せかけて、実はひそかに舞台裏のマイクの前で社員が読み上げている例もあるような気がする。トチると、ばれてしまうのがご愛嬌。

 ところで報告の内容だが、事前に送付された招集通知に記載された「事業の経過およびその成果」と「対処すべき課題」の2項目をそのまま読み上げることが多いのは一体どういうわけだろうか。ついうっかりあらぬことを口走って突っ込まれるよりは、練りに練ったうえで印刷に回した文章をそのはま読み上げておく方が無難だと思っているのかもしれないが、これは総会を形骸化し、つまらなくする原因ではないか。特に滑稽なのは「事業の経過と成果」のみ録音を用い「対処すべき課題」の方はより重要と考えてか、議長が自ら行う例が結構あるが、それがまた報告書の棒読みだったりすると一体何故?と疑問に思ってしまう。もちろん中には議長が自分の言葉で自社の現状と将来のビジョンについて、じっくりと語ってくれる総会もある。

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2018年10月13日 (土)

総会家金城 番外編 その6

最寄駅からの道案内

 最寄りの鉄道駅から総会の会場までかなり距離がある場合、会社がチャーターした車両などでピストン輸送してくれる場合もあるが、都内ならほとんどの会場が駅から徒歩圏内なので、道案内の係員を配置することが多い(しない会社もあるが)。

 通常、若手社員が会社名を書いたA4程度の小さな紙を手にして、つつましやかに立っている。大きな旗やのぼりを持つなんてちょっと恥ずかしいかもしれないが、混雑した駅頭ではうっかり見逃してしまうこともあり、もう少し目立つようにしてもらいたいと思うことも多い。また途中の道筋にもところどころに案内係を置く場合があるが、曲がり角など迷いやすい場所にだれもおらず困ってしまうこともあるので、事前に十分下見をして適切な配置をお願いしたいものだ。

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2018年8月 4日 (土)

総会家金城 番外編 その5 役員の入場

総会家金城 番外編 その5 役員の入場
 通常総会の壇上には早くから事務方がスタンバイしている。役員は開会10分前ころ舞台の一方の袖からい一列に並んで入ってくることが多いが、その順番には二通りある。座席の順か、地位の順かである。
 入場口から一番遠い座席に座る役員から順番に入ってくればスムーズに着席できるが、議長(会長または社長)を先頭にエライ人から地位の順に入ってくると、一部の役員は最初に中央の席を占めたトップの後ろの狭い空間を遠慮が
ちに通り抜けなければならない。どちらによるかで、なんとなくその企業の社風が分かるような気がする。

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2018年4月30日 (月)

総会家金城 番外編 その4 開会時刻

総会家金城 番外編 その4 開会時刻

 総会は10時開会(受付開始は9時または9時半)が圧倒的に多い。準備の社員はあまり早出しなくてもいいし、出席者は大体通勤ラッシュが過ぎた後に家を出ても間に合う。2時間ほど議論するとそろそろ昼食時間になり、質疑を打ち切って採決へ持っていっても異論が出にくいといいことずくめ。それ以外では11時から夕刻までの開会というのが若干あるが、さすがに10時より前や5時以降というのはほとんどない。

 ところで日本はよく鉄道のダイヤが世界一正確だといわれるし、百貨店では時報と同時に入口を開けて店員が「いらっしゃいませ」と頭を下げるなど、時間を守ることに関しては極めてシビアな国だが、総会も負けてはいない。ほとんどの場合、事務方が時計の秒針をにらんでいて「ただ今定刻になりました。社長(または会長)よろしくお願いします」と声を掛けるのを合図に始まる。金城の経験では、悪天候や交通渋滞などのためあらかじめ10分か15分程度開会を遅らせたことはあっても、なんとなくぐずぐずして定刻より数分遅れて始まるなどということはほとんどなかった。

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2018年4月 3日 (火)

総会家金城 番外編 その3 会場

講堂、会議室など自社施設での総会はめっきり少なくなった。
出席者が増えて収容しきれなくなったからであるが、事前の設営、当日の雑用、事後の片づけなどすべて社員だけでやるのはかなり
大変という理由もあると思う。会場として借用するのは、ホテル、ホール、貸会議室などで、大型の総会となると東京地区では、横
浜アリーナ、東京ビッグサイト、幕張メッセ、国技館、武道館などになる。

 ホテルなどで出席者全員を収容できる広さの部屋がないと、何室か使って第二...、第三...会場を設ける場合がある。これらの
部屋では議事の様子をモニターで視聴することはできるが、発言を希望する場合は係員に申し出て誘導してもらい、メイン会場ま
で行っ行うのが普通である。

 ユニークなのはトラスコ中山で、毎年東京と大阪にそれぞれ会場を設けている。この場合、当然のことながら出席したどちらの
会場でもその場で発言が可能である。役員は両会場に分かれて出席し、議長は東京と大阪で1年おきに議事進行を行う。個人株主
の居住地が首都圏と関西の両地域に集中している企業は多いと思われるが、今のところこの方式に追随する企業はないようだ。、

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