吉野家の株主総会
開催日 5月27日 金
昨年と同じく大久保のホテル海洋4階レインボーホールにて、定員900名ほどのところほぼ満席。
BSE問題が単品経営の同社を直撃、大幅減益赤字決算となったため、他のチェーンが米国産以外の牛肉を使って牛丼を復活させているのに吉野はなぜ出来ないか、代替メニューの味が悪いなどと株主の質問も厳しい。会社側の回答からは店舗網が大き過ぎて米国産以外の牛肉では全店に行き渡らせることが出来ないのが悩みであろうことがうかがえた。また米国産牛肉輸入再開後は従来の単品メニュー店と、代替メニューを生かしたすき家式のマルチメニュー店の二本立てにすることを考えているようであった。
先般資本参加した讃岐うどん店「はなまるうどん」の社長にいろいろ不祥事(豊田商事に勤務していたこと、介護サービス事業で介護料を不正に受領したなど)が多いことを追求する発言もあった。豊田商事には経営者としてではなく、新入社員として勤務していただけであること、介護サービスについては保険の対象となる業務の範囲があいまいなため他にも多数摘発された業者があるなどと回答していた。
「社長の回答が長すぎて質問の時間が十分取れない」というクレーム発言もあった。
確かに安部社長の答弁は懇切丁寧だが、今まで回答が簡単すぎて不十分だという株主はいても、長すぎるというのは初めて。
所用のため1時間10分程度で退席したがそろそろ山は越したような感じであった。お土産は豚丼並盛お試し券2枚と渋い。
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