グッドウィル・グループ株式会社
グッドウィル・グループ株式会社 (東証一部: 4723)
2007年9月28日(金) 午前10時
芝公園 ザ・プリンス・パークタワー東京
地下2階 「コンベンションホール」
開会時点の出席人数: 約1900席の4割くらい
フリードリンク: 各座席にミネラルウォーターのペットボトル
(Volvic 500ml)
事業報告: 映像使用
総会の後: 昼食会(別室で折詰弁当とお~いお茶の紙パック)
株主懇談会(子会社シーテックのコマーシャル上映)
質問: 文書によるもの 1件
総会 14名
懇談会 11名
所要時間: 総会 3時間4分
懇談会 約2時間5分
お土産: 洋菓子のボヌールの菓子折
銀座並木通 今井屋茶寮のお食事券 5000円
クオカード 500円券
2007年6月期は事業買収によって大幅増収、経常増益となったが、介護報酬不正請求問題から子会社コムスンの事業を他事業者へ譲渡した結果、多額の減損損失で最終赤字。無配転落。今期(2008年6月期)についてはすでに黒字回復、復配予想を公表している。
昨年の総会で配置されていたコムスンのヘルパーが姿を消した。今回の不祥事で出席者が大幅に増えると予想してか、第二会場の用意も整えてあったが、ほぼ前回並みの人数に終わったようだ。
冒頭今回の事件のお詫び。議長(会長)の号令で全役員が起立して一礼、審議に入る。
--レストラン事業の現状はどうなっているのか。
「海外の2店舗はいずれもニューヨークだが、近く香港とロンドンに進出する。国内店舗は現在東名阪だけだが、今年中に全政令指定都市に開店する予定で、優待券で株主に利用してもらうほか、従業員の福利厚生にも活用しようと考えている」
--新しい社外取締役候補の片山氏はかつてマルマンを倒産させた人物ではないか。
「コンプライアンスを事業とする会社の経営者であり、産業再生機構の執行役員も兼ねているので、適任と思う」
--データ装備費の返還問題はどうなっているのか。
「8月23日に派遣社員26名から460万円の返還訴訟を提起された。本件は採用の際個々に説明し、同意の署名をした人にだけ協力してもらっており、違法ではないいと考えている」
--採用される者は立場が弱いため署名せざるを得なかったのではないか。
「業界の慣行に従ってやっているうちに止めるきっかけを失ってしまった」
--会長の軽井沢の別荘を売却して私財提供せよ。
「貴重なご意見として参考にさせていただきます」
--つまり売らないということですね。
--介護部門を手放して、今後は人材派遣と請負に特化していくのか。5年、10年先の見通しは。
--人材派遣業界には大きなポテンシャルがあると信じている。目下のところ、当社は日本最大手、世界全体で5位だが、将来的には世界のトップになることを目指している。現在世界一のアデコ社は3兆2,000億円の売上があり、ここ数年で倍増している。派遣、アウトソーシングの割合は世界で3%、日本で5%程度だが、正社員のリプレースによって、将来20%くらいまでいくのではないか。
--昨年ビジネスジェットの所有について聞かれたとき「時間を買う」と答えていたのに売却してしまったのはなぜか。
「時間を買うだけでなく、必ず購入価格以上に売れるので投資の意味もあると答えたはずだ。持っていたいところだが、客観状勢とキャッシュフローを考えて売却に踏み切った」
あれだけの事件の後だけに厳しい意見も出たが「メディアの取り上げ方は横暴、傲慢で許せない」と発言する人もいるなど、どちらかといえば応援の方が優勢な雰囲気。会長も「コンプライアンスを重視する」と繰り返しつつも「違反は1000拠点のうち8拠点だけ」とか、「他にも問題を起こした業者がある」など、言葉の端はしに「運悪く摘発された無念さ」をにじませており、日経紙も報じるとおり、あまり反省の色が見えないというのが正直なところ。時間を昨年より約1時間延長したものの、あまり内容のある議論はなく、単なるガス抜きに終わった感が強い。
いずれにせよ、折口会長はまったくめげておらず、技術者派遣のシーテック社を基幹事業として再度まい進することを高らかに誓った総会といえよう。それにしても世界一宣言とビジネスジェット売却、以前もそんなヒルズ族がいたような。
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