あい ホールディングス株式会社
あい ホールディングス株式会社 (東証一部: 3076)
2007年9月27日(木) 午前10時
八重洲富士屋ホテル 2階 櫻の間
開会時点の出席人数: 61名(うち女性9名)
フリードリンク: なし
事業報告: 会長(報告書朗読)
発言者: 5名
所要時間: 43分
お土産: 亀井堂の菓子折(瓦せんべい)
ドッドウエル ビー・エム・エスとグラフテックの2社が経営統合した共同持株会社の第1回総会。2007年6月期は3か月の変則決算。たな卸資産の評価損と、ダイエー宛債権の貸倒引き当てで営業損失となったが、株式移転に伴う税効果会計適用により法人税等調整額20億3,800万円を計上したため最終黒字。配当実施。
--今春の臨時総会では、株主を蚊帳の外に置いて、内容の悪いグラフテックとの合併を一方的に決議した。
「1年ごとの損益計算より貸借対照表の立派な会社を作りたいというのが私の生き様だ。今回の統合で、1株あたり利益が264円から395円になり、株主価値が上がった。自分が筆頭株主である以上、株主をないがしろにする考えはない。統合の相乗効果はすでに出ており、物流だけで6,000万円の合理化ができた。さらに今後営業面でドッドウエルの国内、グラフテックの海外組織が活用できる」
--ホールディングカンパニー形式で統合した効果は。
「それぞれ伝統の異なる会社もスムーズに統合できたことだ」
--カード機器事業不振の理由を金融業のIC化の遅れとしているが、単に当社の扱っているICカード即時発行機に対する需要が少ないからではないか。
「現在積極的な営業を展開しており、決して即時発行の流れが進まないとは思わない。」
--中長期計画はあるのか。
「3か年計画を発表したがホームページには未掲載なので早急に載せるよう手配する」
--保有不動産に含み損はないか。
「含み損はほとんど償却済みで、含み益はそのまま残してある」
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