株式会社大盛工業
株式会社大盛工業 (東証二部: 1844)
2007年10月26日(金) 午前10時
葛飾区水元 本社 3階会議室
開会時点の出席人数: 28名(うち女性1名)
フリードリンク: なし
事業報告: 専務取締役(報告書朗読)
発言者: 6名
所要時間: 1時間12分
お土産: 銀座風月堂の菓子折
クオカード 1000円券
2007年7月期は目標の黒字達成こそ成らなかったものの、何とか水面すれすれまで浮上。しかしながら同社の得意とする下水道工事を含む土木部門は、公共工事予算縮減の影響で売上、受注とも減少、前途は依然として多難。
--最大の借入先ブライトン インベスト コープとはどんな会社か。
「以前のメインバンク大和銀行(現りそな)が当社の債権4億円を売却した先で、大株主はスイス銀行である。現在残高は3億強まで減少している」
--筆頭株主のウィン ベース テクノロジイズとは。
「香港の投資家で、純投資目的と聞いているが、内容は把握していない」
--代表電話に番号非通知で掛けるとつながらない。公的の仕事をしている企業がなぜそんなことをするのか。
「一時いやがらせ電話が多かったので拒絶の手続きをしたが、最近減少しているので解除するか検討させていただきたい」
--貸借対照表の現預金が負債合計より大きい。無駄な資金は自社株買い、借入金返済等に充てるべきではないか。
「公共工事の場合、前渡金は工事費の4割程度で残りは工事完成まで立替となるのが普通なので、この程度の運転資金は必要である」
--議決権行使書提出者および総会出席者へのクオカード贈呈費用はどのくらいか。
「1000円券4500人分で450万円、郵送費などを加えて500万円程度である。」
ちなみに同社の前期純損失は200万円弱。クオカード赤字か。
長引く経営不振に怒った1株主が執拗に役員報酬のカットを迫ったが「同業他社と比較して高くない」という理由で同意せず「貴重なご意見として受け取り、検討させていただく」という以上の回答をしなかった。「低い」ならともかく「高くない」がいいわけとして通用するような状況ではないと思うが。
今総会で、かつて不祥事の責任を取って相談役に退いた前社長が再度取締役に選任され、亡霊のごとくよみがえった理由については一切言及なし。
2006年度の大盛工業の総会レポートhttp://soukai.air-nifty.com/miyage/2006/10/index.html
2005年度の大盛工業の総会レポート
http://soukai.air-nifty.com/miyage/2005/10/index.html
2004年度の大盛工業の総会レポート
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