株式会社エスプール
株式会社エスプール (大証ヘラクレスS: 2471)
2008年2月27日(水) 午前10時
有楽町 東京国際フォーラム ガラス棟6階 G610号室
開会時点の出席人数: 17名 (女性0)
フリードリンク: 休憩時間中に会場内でコーヒーまたは紅茶茶菓子(帝国ホテルのフィナンシエ)付き
事業報告: 社長(報告書朗読)
総会の後: 休憩10分の後、同一会場で
事業内容及び事業方針説明会
発言者: 総会 2名
説明会 3名
所要時間: 総会 39分
説明会 約50分
お土産: 赤坂 虎屋黒川の菓子折
カラークリップ
会社案内小冊子
会場の6階フロアには会議室がずらりと並んでいるが、まったく人気がなく、当社総会以外に使用されている形跡がない。
「企業変革の支援」をスローガンに市場調査や企業研修の請負も手掛けるが、今のところ売上の9割以上は人材派遣業務。2007年11月期は連続増収を達成するも、人材派遣業での社会保険料負担増とその他事業での先行投資のため減益。配当は記念配を普通配に切り替えて据置としたため、配当性向アップ。
--税引前利益に比較して税金が高すぎ、純利益が目減りしているように思えるが。
「25拠点を展開しており、住民税の均等割が大きいのが原因である。連結決算では子会社が赤字を計上したため、繰延税金資産が減ったことも影響している」
--海外進出は考えていないのか。
「具体的に考えてはいない。日本の国内市場は将来ますます伸びると見られており、オランダなど海外の大手が日本進出を狙っている状況で、今後とも国内市場を目標に営業を展開していく。ただ、規制緩和が進むと海外で人を集めることは考えられるので、その研究は進めている」
--少子化が進むと人材派遣業界はどうなるか。
「いずれ海外労働力への市場開放が始まるのではないか。また高齢者派遣が盛んになることも考えられる」
--会社の成長に伴う資本増強の必要性は。
「製造業のような巨額の設備投資は必要ないので、あまり自己資本を増やしても使い道がない。余剰資金は株主へ還元することとなろう」
説明会では同業大手の不祥事は人材募集から派遣まで1本でやっているのが原因であるが、同社は営業(派遣先の獲得)と人材募集を組織的に切り離しているとの説明があり、2008年11月期は増益基調に戻るとの見通しが示された。
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