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2008年4月27日 (日)

株式会社バルス

株式会社バルス (東証一部: 2738) 株主総会 株主総会 Francfranc

2008年4月26日(土) 午前10時

日比谷公会堂 

開会時点の出席人数: 開会前に1階席(定員1,052)はほぼ満席
               となり、以後2階席(定員1,022)へ誘導

フリードリンク: なし

事業報告: 社長(報告書朗読)

総会の後: 約15分の休憩後、同一会場で経営近況報告会

発言者: 総会 9名
       報告会 17名

所要時間: 総会 51分
        報告会 約1時間45分

お土産: Francfrancの朝食用食器セット
      (マグカップ、ボウル、プレート)

     Francfrancブランド創立15周年記念映画
     「恋するマドリ」のDVD

 Francfrancブランドを主力とするインテリア・雑貨小売販売事業。
このところ毎期増収増益継続中。

 --現場の従業員のうち正社員と派遣の比率はどのくらいか。派遣社員を正社員に登用する制度はあるのか。

 「店舗の従業員に派遣はいない。1,600人中600人が正社員で残りはパートとアルバイト。現在の店長はほとんどアルバイト出身だ」

 (この発言者は前日SUMCOの総会で同じ主旨の質問をしたのと同一人物)

 --利益還元策として一部の株主が期待する優待制度の拡充は、株主公平の原則に反する。今優先すべきなのは企業価値の向上だ。

 「上場して調達した資金でようやくキャッシュフローが黒字化したので、今後は配当、自社株取得の形で株主に酬いるのが正しいと思う。配当性向は30%を目指す」

 --昨年本業と関係ない不動産子会社Seven Signaturesの株式を売却したのは正しい。

 「ハワイのホテルの区分所有権を販売する会社だが、全株ではなく連結対象でなくなる限度まで売却し、将来の利益を前倒しで手に
入れるとともに、借入金を返済し、保証も外すことができた」

 --香港その他海外進出の現状はどうか。

 「香港は生産地(中国)に近く、日本とマーケット構造が似ているので進出し、5年目である。昨年、全店それぞれ単独では黒字だが、全体では赤字、つまり本部経費までは賄えない状況だ。台湾へはフランチャイズで展開しているので最初からわずかながら利益が出ている。シンガポールなどからもオファーをもらっているが、あくまで国内がメインなのであせらずやっていく。中国はどうかとよく聞かれるが、欧米の方を優先したいと考えている」

 --自己株式取得の目的は。

 「前期5億取得し、3月からも取得継続中である。将来については消却という線で考えている」

 --電子マネーへの対応状況と今後の方針は。

 「まだやっていない。現在フランフランカード(ポイントカード)導入のための設備投資を考えている」

 --本業に関係ないとしてSeven Signaturesから手を引いたのに東京住宅という不動産会社を持っているのはなぜか。

 「われわれが売っているインテリアに必要な空間を作りたいという考えで木下工務店と提携して設立した注文住宅会社で、現在駒場にモデルハウス1棟を建築中である。工事はすべて木下が行う」

 --優秀な人材の確保についてどう考えているか。

 「引き抜きがしづらい業界なので、優秀な新卒を採用し、育てていく必要がある。幸い女性を中心に人気が高く、今年の新卒30人は5,000人の中から選ぶことができた。来年はさらに100人の採用を考えている」

 --携帯電話機を開発したそうだが利益は出たのか。

 「ドコモショップで販売したN705iについてはデザイン料として3,000万円を受け取った。一方当社が自らリスクを負って、自社のamadana storeで販売したamadanaモデルは幸い5,000台を2日間で完売し、5,000万円のの利益を得た。今後はドコモショップで販売する分についてもロイヤリティーをもらうなど利益率の向上につとめたい」

 --ブランド名フランフランに比べてバルスという名は知名度が低い。社名もフランフランに統一すべきではないか。

 「今のところ考えていない。将来いろいろなブランド名ができる可能性があるので、その場合はバルスというのがホールディングカンパニーの名前になり、各ブランド名の会社が傘下になることもありうる」

 --客層の推移、年齢構成の変化にどう対応していくのか。

 「Francfrancは25歳で都会にひとり暮らしする女性をターゲットとしてスタートした。これは今も変わっていない。客は次第に年を取って30代、40代の人も来るようになるが、だからといって店も年を取って商品の幅をひろげることはしない。30代、40代でも25歳の心を持ち、あこがれている人はいて、そういう人が顧客になってくれる。ヴァンサンカンという雑誌が40代の女性に読まれているのと同じことだ」 

 経営近況報告会ではまず会社紹介ビデオを上映後社長から中期経営計画について説明があり、店舗数を増やすより店舗効率の向上によってFrancfrancブランドの継続的な成長を維持すること、不採算事業の収益を改善してフリー・キャッシュフローの黒字化の継続を図ること、株主還元と成長のバランスがとれた経営で今後とも連続増収増益を目指すなどの考えが示された。

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2008年4月25日 (金)

株式会社SUMCO

株式会社SUMCO (東証一部: 3436)  株主総会 株主総会

2008年4月25日(金) 午前10時

ニューピア竹芝ノースタワー1階 ニューピアホール

開会時点の出席人数: 座席数約680の7割くらい

フリードリンク: ロビーのドリンクコーナーで日本茶とミネラル
         ウオーターのペットボトル

総会の前: 会社紹介ビデオ上映

事業報告: スライド、ナレーション使用

発言者: 10名

所要時間: 1時間25分

お土産: 村岡屋(佐賀)の菓子折(和菓子)

 2008年1月期は小松製作所から買収して連結子会社とした旧コマツ電子金属(SUMCO TECHXIV)が通期寄与したこともあって、大幅な増収で経常増益。しかし業績好調にもかかわらず昨秋以降株価不振が続いているのが、会社側の悩み、株主の不満。 

 --設備増強に積極的だが、需給バランスを崩し、価格下落、償却負担増で利益圧迫要因にならないか。

 「基本的には健全なB/Sを前提に、キャッシュフローの範囲内で有効なリターンが見込める投資を積極的に行っていく方針だ。半導体市場は将来中長期的にBRICs、アフリカ諸国等でより一層伸びていくものと考えている」

 --太陽電池用のシリコンウエハーに力を入れているようだが、シリコン以外の素材との競合もあるのではないか。

 「最近シリコンが不足するとみてシリコンベース以外の素材(薄膜)が出てきたが、昨年実績で全体の1割程度であり、今後比率を伸ばすとしてもせいぜい2割強くらいまでではないか。われわれの製品はすでに20年間耐久試験を行っているが、薄膜はこれからである」

 --太陽電池用シリコンウエハーの売上計画は。

 「今年200億であるが早期に800億とし、将来は2,000億程度まで育てたい。その時点での企業全体の売上規模は8,000億程度と考えている」

 --工場勤務社員のうち派遣と正規雇用の割合はどのくらいか。最近キャノンなど他社で発生したような非正規雇用の問題はないのか。

 「派遣社員の割合は20%くらいだが、2年前に正社員へ登用するルールを作ってから400人以上が正社員に転換しており、効果を発揮している」

 --原材料の価格高騰、調達難等の恐れはないか。

 「ポリシリコンは世界全体としては予断を許さないが、当社に関しては大丈夫。十分マネージできる」

 --シリコンウエハーはこんなに儲けてよいのか。いつまで続くのか。株主としては不安だ。

 「毎日需要家からそう言われているが、ウエハーがないと半導体が出来ない。非価格競争力を評価してもらいたい。規模が大きくなると利益率は下がるかもしれないが、儲けの額は増えていく」

 社長は重役陣の助けを借りることなく、すべての質問に一人で答え「今年こそ信越半導体(業界世界1位、同社は2位)に勝つ」との力強い言葉も飛び出した。

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小杉産業株式会社

小杉産業株式会社 (東証二部: 8146)

2008年4月24日(木) 午前10時

東銀座 時事通信ビル2階 時事通信ホール

開会時点の出席人数: 54名(うち女性3名)

フリードリンク: ロビーで紙コップのホットコーヒーとアイスの
          日本茶またはウーロン茶

事業報告: スライド、ナレーション使用

発言者: 1名

所要時間: 43分

お土産: 靴下(Golden Bear by Jack Nicklaus) 2足

 百貨店中心のアパレル大手だが苦戦が続く。2008年1月期は子会社1社が連結から持ち分法適用会社となったこともあり、大幅減収。返品調整引当金繰入、投資損失、商品処分損、減損損失その他多額の特別損失を計上したため、当期純損失も大幅増加し無配継続。これでもほぼ2010年1月期まで向こう3か年間の中期経営計画に沿った数字という。

 --今後の具体的な利益改善策と復配の見通しは。

 「本業のアパレル事業は1990年代から国内消費市場の前年度割れが顕著になり、7期連続の赤字となった。これは時代についていけなかったからだと認識している。作りすぎて在庫を残すことがないようにやっていくことが重要だが、前期で負の遺産を一掃し昨年と今年の2~3月を比較すると返品が35%減り、棚卸資産も大幅に減少して在庫の整理が出来てきた。企業の体質を根本的に変えて利益が出るようになったので今期はプラスマイナスゼロ、中計最終年の来年に黒字化を達成し、その上で初めて復配を検討できるものと考えている」

 思い切ってうみを出したのは評価できるとしてもその先の成長戦略が見えてこないのがつらいところ。

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ゴールドパック株式会社

ゴールドパック株式会社 (ジャスダック: 2589)

2008年4月23日(水) 午前10時

渋谷マークシティ内 渋谷エクセルホテル東京 
6階 プラネッツルーム

開会時点の出席人数: 70名(うち女性14名)

フリードリンク: 株主様お待合室で自社製品の各種飲料

総会の前: 会社紹介ビデオ上映

事業報告: 社長(スライド併用)

発言者: 6名

所要時間: 58分

お土産: 自社製缶飲料(190g)3本
     
     信州・安曇野の
      手摘みトマトジュース
      捥ぎたてりんごジュース
      旬穫り野菜ジュース

     クオカード 1000円券

 果実・野菜飲料メーカーだが、自社ブランドでの販売は少なく、8割強がファブレス企業からの受託生産。2008年1月期は2期連続の減収減益。期中に自社ブランド製品の一部で原料生産地表示の誤りがあり、農林水産省の改善指示を受けた。

 --原料混入問題の原因と具体的対策は。

 「原因は大きくいって、受け入れ時の誤認、保管時の混在、使用時のチェックの不備の3点であり、原産地表示に関する認識の不徹底があった。体制の再構築を行い、原料に原産地表示のバーコードを添付し、読み取り用のハンディーコンピューターを導入するとともに、全役職員に対する啓蒙活動を行った」

 --このところ業績低減傾向が続いているが、いつ歯止めがかかるのか。

 「昨年来重油の高騰とそれに起因する原材料価格の高騰が続いておりながら小売価格に転嫁できず、内部で吸収せざるを得ない状況である。企業を筋肉質に変え、ローコスト・オペレーションを図る以外に方法がない」

 --先日発表された09年1月期が減収予想になっているのはなぜか。

 「受託生産先から有償支給される原材料の価格が引き下げられたためである」

 --PBRが低い。これではM&Aの心配がある。

 「ただひたすら企業価値の向上を図るべく努力する以外にない」

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2008年4月19日 (土)

株式会社シーイーシー

株式会社シーイーシー (東証一部: 9692)

2008年4月18日(金) 午前10時

相鉄線さがみ野 同社本店
(さがみ野システムラボラトリー)A館6階会議室

開会時点の出席人数: 30名(うち女性2名)

フリードリンク: ロビーで希望者にウーロン茶、野菜ジュース、カフェラテの紙パックを配布

事業報告: 社長(報告書朗読)

発言者: 1名

所要時間: 29分

お土産: クオカード 1000円券

 富士通グループ向けが多いソフト開発業者。2008年1月期は連結ベースで2期連続の増収、経常増益ながら、持分法適用会社の清算や投資有価証券評価損の計上により当期純利益は大幅減。創立40周年記念配を実施。

 --投資有価証券評価損の内容は。

 「業務提携先である上場企業の時価が帳簿価格の50%を割ってしまったため、強制的に評価損の計上を余儀なくされたものである」

 多額の特別損失計上に対してはもっと厳しい質問が出るかと思われたが、案外平穏に終わる。

Cec

CECのHP↓

http://www.cec-ltd.co.jp/index.html

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