株式会社SUMCO
株式会社SUMCO (東証一部: 3436) 株主総会 株主総会
2008年4月25日(金) 午前10時
ニューピア竹芝ノースタワー1階 ニューピアホール
開会時点の出席人数: 座席数約680の7割くらい
フリードリンク: ロビーのドリンクコーナーで日本茶とミネラル
ウオーターのペットボトル
総会の前: 会社紹介ビデオ上映
事業報告: スライド、ナレーション使用
発言者: 10名
所要時間: 1時間25分
お土産: 村岡屋(佐賀)の菓子折(和菓子)
2008年1月期は小松製作所から買収して連結子会社とした旧コマツ電子金属(SUMCO TECHXIV)が通期寄与したこともあって、大幅な増収で経常増益。しかし業績好調にもかかわらず昨秋以降株価不振が続いているのが、会社側の悩み、株主の不満。
--設備増強に積極的だが、需給バランスを崩し、価格下落、償却負担増で利益圧迫要因にならないか。
「基本的には健全なB/Sを前提に、キャッシュフローの範囲内で有効なリターンが見込める投資を積極的に行っていく方針だ。半導体市場は将来中長期的にBRICs、アフリカ諸国等でより一層伸びていくものと考えている」
--太陽電池用のシリコンウエハーに力を入れているようだが、シリコン以外の素材との競合もあるのではないか。
「最近シリコンが不足するとみてシリコンベース以外の素材(薄膜)が出てきたが、昨年実績で全体の1割程度であり、今後比率を伸ばすとしてもせいぜい2割強くらいまでではないか。われわれの製品はすでに20年間耐久試験を行っているが、薄膜はこれからである」
--太陽電池用シリコンウエハーの売上計画は。
「今年200億であるが早期に800億とし、将来は2,000億程度まで育てたい。その時点での企業全体の売上規模は8,000億程度と考えている」
--工場勤務社員のうち派遣と正規雇用の割合はどのくらいか。最近キャノンなど他社で発生したような非正規雇用の問題はないのか。
「派遣社員の割合は20%くらいだが、2年前に正社員へ登用するルールを作ってから400人以上が正社員に転換しており、効果を発揮している」
--原材料の価格高騰、調達難等の恐れはないか。
「ポリシリコンは世界全体としては予断を許さないが、当社に関しては大丈夫。十分マネージできる」
--シリコンウエハーはこんなに儲けてよいのか。いつまで続くのか。株主としては不安だ。
「毎日需要家からそう言われているが、ウエハーがないと半導体が出来ない。非価格競争力を評価してもらいたい。規模が大きくなると利益率は下がるかもしれないが、儲けの額は増えていく」
社長は重役陣の助けを借りることなく、すべての質問に一人で答え「今年こそ信越半導体(業界世界1位、同社は2位)に勝つ」との力強い言葉も飛び出した。
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