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2008年5月31日 (土)

株式会社レナウン

株式会社レナウン (東証一部: 3606)

2008年5月29日(木) 午前10時

グランドプリンスホテル高輪(旧高輪プリンスホテル)
地下1階 プリンスルーム

議決権を有する株主数: 52,920名

開会時点の出席人数: 座席数約540の4割くらい

フリードリンク: ロビーおよび控室で
         コーヒー、紅茶(いずれもホット、アイス)
         オレンジジュース、ウーロン茶

事業報告: 社長(報告書朗読)

発言者: 7名

所要時間:1時間35分

お土産: なし

 長年不振が続く老舗のアパレル大手。2008年2月期は減収、純損失拡大で無配継続。

 冒頭全役員が起立、百貨店チャネルのレディース部門売上不振で欠損計上、無配となったため、社長の50%はじめ全役員報酬カットの上再建に全力を尽くすと陳謝し、事業構造の改革案を説明。投資対象の厳選と資源の集中投入。不採算16ブランドの廃止と中核8ブランドの底上げ、女性の管理職登用、現場販売員の正社員化、例外なき所有不動産の売却、アクアスキュータムの根本的見直し等を約束した。

 --現経営陣に能力がないからこういう事態になったのだ。このままでは会社はつぶれて、来年の総会はない。社長の報酬カットは50%ではなく100%でいい。もっと抜本的なリストラをすべきだ(拍手)。

 「短期間で結果を出すつもりで役員の任期を2年から1年にする定款変更の議案を提出した。我が社の赤字の原因は販売管理費が高過ぎる点にある。これをいかに抑えるかが問題で、具体的な目標を掲げてやっていく。赤字のブランドが多過ぎるが、そのほとんどが昨今始めたものである」

 --当社の赤字体質はアクアスキュータムを買収したころから始まった。アクアスキュータムを整理する気はあるのか。

 「アクアスキュータムも02年から04年までは収益を上げていた。06年に積極拡大策を採用して宣伝費を先行投入したのに結果が出なかった。まだやり方次第で立て直せるのではないかと考えているが、この状況では思い切って決断しなければいけないかもしれない」

 --壇上に並んでいる役員のうち自社製のレナウン、ダーバンのスーツを着ている人は手を上げてください。

 ほとんどの役員が挙手。

 --来年度の数値目標は。

 「当社は07年度起点の中期3か年計画を作成し、各年度の経常利益をそれぞれ9億、15億、30億としたが、初年度が赤字で出だしから大きく狂った。この計画によると来年度(3年目、10年2月期)の売上はレナウン単体の国内販売で1,100億円となっている。多くのブランドを整理するので、100%この計画を達成するのは困難だが、何とか3割減程度にとどめ、利益は経費の節減等でできるだけ計画の30億に近づけたい」
 
 --赤字の会社がこんな立派なホテルで総会をやるべきではない。
身の丈に合った経営をしろ。

 「本日の経費は200万円である。実は自社の展示場で開催する計画で、警備、椅子の借用・配置等の見積もりを数社から取ったところ300万円ほど掛かることがわかり、ホテルの方が安かった」

 --ファッション関係の企業なのに、壇上の役員が紺の背広ばかりではだめだ。来年は役員の半分を女性にしろ。

 「おっしゃることはよく分かるが、当社全従業員1,100名のうち女性管理職は2名しかいないので、来年すぐにというのはかなり難しい」

 株主の間から前社長に退職慰労金を支払ったのを問題視し、その金額開示を迫る声が出た。会社側は要求を拒んだものの、結局個人情報の漏えいに当たらないか専門家の意見を聴取した上で、差支えないとなれば後日電話で照会した株主には回答する旨約さざるを得なかった。

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株式会社アルバイトタイムス

株式会社アルバイトタイムス (ジャスダック: 2341)

2008年5月28日(水) 午後2時

コートヤード・マリオット 東京銀座ホテル
(旧東武銀座ホテル) 3階 龍田

議決権を有する株主数: 10,440名

開会時点の出席人数: 54名(うち女性7名)

フリードリンク: ロビーでコーヒー、オレンジジュース、
          ウーロン茶

事業報告: スライド、ナレーション使用

発言者: 8名

所要時間: 1時間51分

お土産: クオカード 500円券×2

 ロビーには同社の宣伝文句「アル恋」のポスターとと自社発行求人誌の展示
 
 静岡県を地盤として首都圏などへ展開する無料求人誌発行業者。
2008年2月期はネット求人媒体との競争激化で減収となったが、何とかコスト削減で黒字転換し、復配。上場5周年記念配当実施。

 --当期の業績等を勘案、多額の役員賞与を支払うとしているが、売上高が伸びないなかで単に経費を節約して悪化した業績を元に戻したに過ぎず、株価が低迷しているのに理解できない。

 「役員賞与は期初の目標を達成したかどうかで決めている。売上が増えないなかでまずコストカットによる利益確保を目指したのは事実で、売上増は今後の課題と認識している」

 --B/S上利益剰余金、現預金が過大ではないか。自社株買いを実施すべきである。

 「自社株買いの重要性は承知しており、社内でも検討している。
現在具体的な計画はないが、定款上は取締役会の判断でいつでも実施できるようになっている」

 --ストックオプションによる株式取得価格が1円というのは安過ぎないか。

 「最後にストックオプションを付与したのは3年前である。当時は役員賞与がなかったので、1円でも安くはない。現在は役員賞与制度があるのでストックオプションを設定する考えはない」

 --09年2月期の業績予想は。

 「売上116億、営業利益6億5,800万円、当期純利益3億8,600万円を予定している」

 株主の質問は「株価が低迷しているのに役員のみお手盛りで高収入を得ている」点に集中。結局のところ今期もあまり変わり映えのしない計画だし、ストックオプションから役員賞与へというのも世間一般の流れに逆行しているのではなかろうか。

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2008年5月28日 (水)

株式会社ガリバーインターナショナル

株式会社ガリバーインターナショナル (東証一部: 7599)

2008年5月28日(水) 午前10時

舞浜 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
1階 華厳の間

議決権を有する株主数: 7,693名

開会時点の出席人数: 46名(会社側発表)

フリードリンク: なし

事業報告: 専務取締役

発言者: 4名

所要時間: 36分

総会の後: PRビデオ上映

お土産: フランスワイン 750 ml 1本
     絵本「ガリバー旅行記」

 2008年2月期は通期車両販売台数微減にもかかわらず若干の増収を達成したが減益。広告宣伝費など販売費、一般管理費の増加と金融事業の連結子会社ジー・ワンファイナンシャルサービスが大幅減益となった(会計処理方法変更による一時的増益という前期の特殊要因がなくなったため)のが原因。

 --長年車の営業の仕事をしているが、数年前顧客の所有する外車を査定のためガリバーの店舗に持ち込んだところキズをつけられてしまったので、駐車場に置いて帰った。車は1年以上ガリバーの敷地内に置いてあったが、店長が修理などまったく対応しなかったため裁判沙汰となり、中古車は日々減価するのでやむなく自分が顧客から買い取った。その後車は行方不明となり、ガリバー側が弁護士を使って虚偽の申し立てをしたため自分が裁判に負けてしまった。業界の慣習として、どんな高級車、大型車でも預かるときに預かり証など発行しないのが普通だ。また自分の了解なしに自分の顧客と直接連絡を取ったのも許せない。俺の車はどこにある。俺の車を返せ。誠意ある回答がなければ現在中断している街宣活動を再開する。

 「ただいまの発言はご意見として承ります。すでに裁判を通じて決着しており、本日の議題と関係ないのでお答えできません。発言を続ける場合は退場していただく場合もあります」

 例年無風状態の同社総会にとんだ騒動が起こった。

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2008年5月24日 (土)

株式会社ハイデイ日高

株式会社ハイデイ日高 (東証一部: 7611)

2008年5月23日(金) 午前10時

大宮駅西口 パレスホテル大宮 4階 ローズルーム

開会時点の出席人数: 座席数約570の7割くらい

フリードリンク: 会場内でセルフサービスの日本茶とお水

事業報告: 社長(報告書朗読、スライド併用)

発言者: 18名

所要時間: 1時間24分

お土産: 社会福祉法人皆の郷第2川越いもの子作業所の菓子折外食業界は市場規模縮小に加えて、食の安心安全をめぐる事件の続発、人件費、原材料費のアップなど厳しい環境下にあるが、当社の2008年2月期は増収で営業利益、経常利益とも5期連続過去最高を更新。

 --関東ではあまり人気のないうどん業態に進出した理由と今後の見通しは。

 「既存ラーメン店の隣接地に空店舗が出来た場合、ほっておくとライバル企業が進出する恐れがあるので、別業態で出店したものである。幸い出店した3店とも15~18%の営業利益率を上げている」

 --配当性向の目処は25%とのことだが、30%くらいにしてほしい。

 「当社の財務基盤はまだそれほど強くない。毎年30店舗程度安定的に出店を続ける資金を確保するためにも当面は25%程度とさせていただきたい」

 --以前あった乾燥にんにくがメニューからなくなってしまったのはなぜか。

 「にんにくは水分を吸収しやすく、カビが生えたりするので、安全面から取り止めたものである」

 --今後の出退店計画は。

 「当社が大宮でスタートした関係で大宮・浦和地区の店舗網が密になっているが、今後は山手線各駅の駅前を中心に、総武、中央、東海道などの各線沿線に進出を予定している。閉店した店の中には、ビル建て替えなど家主側の都合によるもの、近隣に重複出店したためバッティングした店などがあり、まったくどうにもならなくて閉鎖した例はそう多くない」

 --小麦粉大幅値上げの影響はどうか。米粉を混ぜる研究をするべきだ。

 「今回と今年後半に予定されている値上げによるコストアップは年間7,000万円程度である。少なくとも基本的商品であるラーメン、タンメンについては値上げを考えていない。米粉利用の研究はしているが、小麦粉の方がこれだけ値上がりしてもまだ値段が安い」

 --中国製餃子問題の影響はどうか。餃子が売れなかったら餃子の皮を使ってワンタンを作るべきだ。

 「餃子事件では1か月ほどダメージを受けたが、今は完全に元に戻っている」

 --株価低迷の対策として自己株式の取得を実施すべきである。

 「当社の発行株数はまだあまり多くないので、自己株式取得で流動性を低下させるのは得策ではない」

 --それなら株式分割はどうか。

 「株価の水準が低過ぎる。業績を上げ、ひと株あたり利益を増やし、少なくとも4桁の株価を維持できるようになってから考えたい」

 --社長はいつまで現役で頑張るつもりか。後継者は決まっているのか。

 「健康とのからみがあるのではっきりとはいえない。まだしばらくやらせてください。後継者はまったく未定だが社内から選ぶつもりだ」

 --ビールのつまみのソラマメは安くてよいが、産地はどこか。

 「中国産だが、残留農薬の検査はしっかりやっているので安心してほしい。今、中国以外の産地も探しているところだ」

 --社外取締役のY氏は当社の株式を全く所有していない。

 (Y取締役)
 「就任直前に自分個人の会社を立ち上げるのに資金をつぎ込んでしまったため余裕がなかった。今年あたりなんとか考えたい」

 --唐揚定食は唐揚が7個で、老人や女性には多過ぎる。4個にしてほしい。

 「貴重なご意見ありがとうございました。検討させていただきます」

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昨年の同社の株主総会レポート↓

http://soukai.air-nifty.com/miyage/2007/05/post_a4eb.html

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2008年5月22日 (木)

わらべや日洋株式会社

わらべや日洋株式会社 (東証一部: 2918)

2008年5月22日(木) 午前10時

西武新宿線小平駅前
小平市民文化会館(ルネこだいら) 3階 中ホール

開会時点の出席人数: 座席数約250の3割くらい

フリードリンク: 喫茶コーナーでコーヒー(ホット、アイス)、お茶とお菓子

事業報告: 映像、ナレーション使用

発言者: なし

所要時間: 26分

お土産: 焼海苔(半切70枚×3)

 セブンイレブン向け中心に弁当、調理パン等を製造。2008年2月期は惣菜類が好調で、増収増益。配当は据置。

 会場ロビーに自社製の弁当、おにぎり、サンドイッチ等を陳列。
「展示用商品につきお召し上がりいただけません」の張り紙。

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