株式会社サトー
株式会社サトー (東証一部: 6287)
2008年6月20日(金) 午前10時
青山ダイヤモンドホール 1階 ダイヤモンドルーム
議決権を有する株主数: 11,755名
開会時点の出席人数: 座席数約250の7割くらい
フリードリンク: ロビーでコーヒー、紅茶、ウーロン茶、
各種ジュースなど
総会後の休憩時間に会場内でサンドイッチと
ミックスジュースの紙パック
総会の前: PRビデオ上映
事業報告: 社長(スライド併用)
総会の後: 休憩20分の後同一会場で会社説明会
発言者: 総会 9名
説明会 9名
所要時間: 総会 1時間15分
説明会 約1時間
お土産: 図書カード(1000円券)
プリンター、ラベラーなどのメカトロ製品と、ラベル、シール、タグなどのサプライ製品を組み合わせた自動認識システムの総合メーカー。2008年3月期は9期連続の増収で、過去最高の売上を達成したが、原紙価格の上昇、欧州子会社の低迷などにより減益。
しかし配当は14期連続の増配を実施した。
--台紙のないノンセパ.ラベルをエコラベルとして盛んに売り込んでいるが、この技術はサトーの特許か。
「基本特許は30年ほど前のハンドラベラー全盛時代に取得したためすでに切れている。しかし、のり、プリンター、ラベルの加工方法などに細かい、難しい技術があり、それらを個々に判断して、出願している。またブラックボックスにしている部分もあるので、特に問題はない。ノンセパは10年ほど研究を続けた結果、最近ようやく価格的にも納得のいくものが出来たのでこれから積極的に売り込んでいく。
--資金調達の方針は。
「当面は金利もまだ低いので銀行借入でまかなうが、将来は株式市場の状況、金融情勢等を勘案して市場からの調達も視野に入れる」
--当社の業界における地位はどのくらいか。
「日本でバーコード、プリンター、ラベルを同時にやっている企業はほとんどないので、その意味ではトップクラスだ。全世界では5、6番目といったところ。サプライ製品は国内ベストスリーに入るが、海外ではまだこれからだ。サトーの製品を売るだけではなく、他社製品と組み合わせて顧客に便利なセットを提案するのが当社のやり方だ」
--2015年に向けた中長期計画を発表しているが、これは努力目標か、それとも現実的な計画か。
「十分実現可能なものと考えている。年平均の伸び率が国内5%、海外10%で、海外はもっと伸ばしたいという考え方もあるが、為替リスクも勘案してこの程度とした」
会場の青山ダイヤモンドホールはGUCCIの巨艦店と同じビル内でなかなか立派。
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