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2008年12月31日 (水)

株式会社アパマンショップホールディングス 

株式会社アパマンショップホールディングス 
                (ヘラクレスS: 8889)

2008年12月29日(月) 午前10時

八重洲富士屋ホテル 2階 櫻の間

議決権を有する株主数: 12,400名

開会時点の出席人数: 62名(うち女性5名)

フリードリンク: なし

事業報告: 社長(報告書朗読、スライド併用)

発言者: 12名

所要時間: 1時間43分

お土産: クリアファイル、卓上カレンダー、ティッシュ2箱
      クリーナー 2種、ボールペン 1本 
      (ボールペン以外は上戸彩一色)

 賃貸不動産の仲介・管理。2008年9月期は不動産不況の直撃を受けて減収、経常段階までは辛うじて利益を確保したが、有価証券・不動産の評価損など多額の特別損失を計上して最終損益は赤字。

 --総会の様子をビデオ撮影するそうだが、総会出席者以外の目に触れる恐れがある。前もって招集通知でその旨断っておくべきだ。

 「総会出席者以外に見せないよう可能な限り努力する。次回から収集通知に入れるかどうかは検討する」

 --可能な限りではなく絶対に見せないと約束すべきだ。

 「見せないことに関する法的な根拠を理解していないので、帰ってから検討する」

 --子会社の数が多過ぎるのではないか。

 「多くが不動産所有目的のSPCで、物件売却後は整理される。実質的な子会社はそう多くない」

 --トーマツに代えて霞が関を監査法人に選任する議案が提出されているが、トーマツが厳しいので甘い法人に変更するのではないか。

 「任期が来たから変更するだけである。霞が関も上場企業の監査を30社ほど引き受けており、決して有利な監査結果を期待しているわけではない」

 --重要な後発事象として借入金返済条件の変更を行い、返済期日を延長しているが、どういうことか。

 「短期資金を長期安定化するために金融機関4行にまとめてご了承いただいたもので、最近の不動産業界としては極めて珍しいことだ」

 --株価の値下がり率と比較して、社長の給与カットが5割では少なすぎる。JALの社長は年収1,000万円以下だとして米国で賞賛された。

 「当社の取締役はほとんど年収1,000万以下だ。自分自身についてはもっと引き下げるよう申し出たが、会社が過去の上場企業の前例を勘案し、あまり下げ過ぎるとレピュテーションにもかかわるとしてこの割合になった。自分としては今後もっと下げる方向で検討したい」

 「無給にしろ」のやじ。

 --本社をもっと家賃の安い場所に移してコストカットをする考えはないか。

 「検討しているが、現本社もすでに使用面積の4割を縮小し、契約解除した」

 --資料によると株主代表訴訟に東京高裁で敗訴し、当時の経営陣が当社に1億2,600万円の損害賠償を行うよう命じられ上告中だが、とりあえずこの金額は旧経営陣から取り立てたのか。

 「質問者は当業界における当社のライバル企業の社員で、事件の関係者である。抗争中の問題については答えられない」

 --本件は株主代表訴訟であり、自分は事件の関係者ではない。

 「関係者とみなす。この問題はこれで打ち切りとする」

 --上戸彩を起用したTVコマーシャルの今後の方針は。

 「イメージキャラクターである上戸との契約はかなり長くなったのでどうするか考えているが、CMそのものは今後も続ける。来年1-3月はかなりの本数を打つ予定で、すでに契約済みである」

 第三者割当増資を可能にする定款変更と交代の監査法人を選任する議案などを可決。

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2008年12月26日 (金)

株式会社ひらまつ (東証二部: 2764)

株式会社ひらまつ (東証二部: 2764)

2008年12月26日(金) 午前11時

青山ダイヤモンドホール地下1階 サファイアルーム

議決権を有する株主数: 7,701名

開会時点の出席人数: 座席数約500の6割くらい

フリードリンク: なし

事業報告: 社長(スライド併用)

発言者: 7名

所要時間: 1時間23分

お土産: スパークリングナチュラルミネラルウオーター
      バドワ(フランス産) 330ml 2本
      宣伝パンフレット 2冊

 外食業界にとって厳しい環境の中で、当社の2008年9月期は婚礼営業が好調、既存店売上高も若干増加し、新規開業店舗数の減少で経費率も改善、大幅増収増益となった。ただ政府の緩和方針を受けて自社株買いを実施、配当決定の基準を配当性向から総還元性向に変更したため、増配を期待していた株主の間からは不満の声も出た。

 --従来どおり配当性向30%であれば配当は1,200円程度になるはずだったのが、方針変更で796円になってしまった。

 「昨年までと情勢が大きく変わった。自社株買いで株価が上がれば株主にとってもプラスになる。現にリーマンショックの後38,000円まで下がった当社の株価も、60,000円程度まで回復した。株価が上がればM&Aもやりやすくなる」

 --自社株買いをしても消却しなければ株主にとってプラスにならない。

 「消却、M&A、ストックオプションなど何に使うかはまだ考えていないが、株主の期待を裏切らないようにしたい。来年1-3月にも第1四半期(10-12月)の業績を公表し、インサイダー取引の問題がなくなったら自社株買いを進めたい」 

--開会の際、監査役1名遅刻ということだったがまだ来ていない。

 「実は今朝から連絡が取れない状態になっており、何か事故でもあったのではないかと心配している」

 (閉会間際に自宅にいるが体調を崩して電話口にも出られぬ状況と分かった旨の説明があった。

 --先日関西へ旅行したが、ひらまつの店がなかった。

 「もちろん検討はしているが、関西はフランス料理文化が一番根づきにくい土地で、よほど強力なメンバーを用意しないと難しい。
巨人・阪神の問題のように東京の会社が関西へ進出して成功するには相当の覚悟が必要だ」

 --株主に自社レストランの案内くらい送ってほしい。

 「7,000名の株主全員に送ると郵送料だけでもかなり掛かる。経費節減のためホームページを見てほしい」

 --取締役5名任期満了で4名選任、再任されなかったのが外部取締役で、外部取締役がいなくなったのは残念だ。また女性の役員を入れるべきだ。

 「実は前任者が辞めたのが急なことで、現在後任の外部取締役を物色中だが、女性になるかどうかは分からない」

 
 --K取締役は役員なのに当社の持ち株がゼロだ。

 「特に他意はないと思う。社長だからといって命令はできない。持ち株がないからといって他の役員に愛社精神で劣ることはない」

 総会における事業報告はとかく軽視され、招集通知に掲載された文章を丸読みして済ます企業が多い中で、当社はその経営理念、前期業績、将来の計画等について時間を費やして詳細に説明したのは評価できる。

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2008年12月25日 (木)

株式会社クロニクル (ジャスダック: 9822)

株式会社クロニクル (ジャスダック: 9822)

2008年12月25日(木) 午前10時

ホテルフロラシオン青山 3階 孔雀

議決権を有する株主数: 14,924名

開会時点の出席人数: 15名(うち女性1名)

フリードリンク: ロビーの喫茶コーナーでセルフサービスのホッ
           トコーヒーとオレンジジュース

事業報告: 会長(報告書朗読)

発言者: 1名

所要時間: 42分

お土産: なし

 輸入宝飾品販売と結婚情報サイトの運営。2008年9月期は結婚情報サイトの買収が寄与して大幅増収となったが、宝飾品事業で海外企業との大口取引一時停止状態が継続したため、2期連続の大幅赤字。無配継続。

 --社長はどんな手帳を使っているか。

 (社長)
 「ルーズリーフ式です」

 --手帳でスケジュール管理をしていると思うが、10月、11
月の出社日数はどのくらいか。

 「11月が8日、10月は10日前後」

 --その程度で社長として事業にかかわっているといえるのか。
その他の日は何をしていたか。この会社は会長が取り仕切っていると考えてよいのか。

 「当社に発生しているいろいろな問題の解決をさせてもらっている。自分は現場に出ることの方が多いので...............」

 --会長は昨年アンティコラム社への貸付金が返済されなかった場合責任をとるかと質問したところ、絶対不払いになることはないといったが、今回の決算で巨額の貸倒引当金を積んでいるではないか。

 (会長)
 「貸付金ではない。売掛金である。相手の都合で少し支払いが遅れているだけで、回収不能になったわけではない」

 --不自然な取引である。売掛金というが、実質は無担保のファイナンスだ。

 「ファイナンスではない。現在裁判を行っており、商品も差し押さえてある」

 一部株主の異議なし!議事進行!の発言に促されて議案の採決に移り、持株会社体制へ移行するため宝飾品事業のうち、高級輸入時計部門とジュエリー部門を分割、それぞれ別々の100%子会社へ継承させる件などを決議して終わる。

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2008年12月24日 (水)

サコス株式会社

サコス株式会社 (ジャスダック: 9641)

2008年12月24日(水) 午前10時

センチュリー三田ビル10階 会議室

議決権を有する株主数: 4,162名

開会時点の出席人数: 34名(うち女性2名)

フリードリンク: なし

事業報告: 社長(報告書朗読)

総会の後: 別室で株主懇談会(茶菓)

発言者: 2名

所要時間: 40分

お土産: 粗品(社名ロゴ入りタオル2本)
     神戸 亀井堂本家の菓子折(瓦せんべい)

 西尾レントオール傘下の建機レンタル会社。2008年9月期は減収、経常減益。最終損益は繰延税金資産の取り崩しで赤字。

 --昨年までは土休日開催だった株主総会が今年平日になったのはなぜか。

 「決算取締役会や監査役会との日程調整の都合と年末開催のため会場の手配が難しかったからである」

 事情は昨年までと変わりなく、今年特別の理由があったわけでもなさそう。ちなみに昨年は22日(土)の開催。親会社が80%以上の株を持っているので、議案の採決は間違いないし、どうしても総会が形式化し、緊張感に欠けるのはやむを得ないか。お土産のおせんべいは会社名のロゴと取扱商品のイラストをプリントした特製。

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2008年12月20日 (土)

株式会社フルキャストホールディングス

株式会社フルキャストホールディングス (東証一部: 4848)

2008年12月19日(金) 午前10時

渋谷エクセルホテル東急 6階 プラネッツルーム

議決権を有する株主数: 9,326名

開会時点の出席人数: 67名(うち女性13名)

フリードリンク: なし

事業報告: 会長(報告書朗読)

質疑応答: 文書によるもの 1件
        会場での発言 4名

所要時間: 52分

お土産: ドトールのインスタントドリンク
      (カフェ・ラテ、カプチーノ、
      チョコレートドリンク各10本)

 日雇い派遣大手。2008年9月期は主力の日雇い派遣が法令違反による事業停止処分を受けた影響もあり、減収、赤字幅拡大で、無配転落。冒頭全役員が起立、東京労働局より行政処分を受けたことを陳謝、今後は関係者を処分するとともに、再発防止策をとることを誓い、2度にわたって深々と最敬礼。

 --日雇い派遣に関する法的な問題と経営環境の2点から今後の見通しは。

 「日雇い派遣に関する法律の改正については、当初今国会で審議段階に入るとされていたが、今日時点では継続審議になるものと考えられている。改正法の成立如何にかかわりなく、業態変換により対処可能で、そのための準備は進めている。日雇い派遣業界は当社とラディア(旧グッドウィル)の2社だけだが、ラディアは撤退することになっているので当社の独占となる。景気は来年前半さらに悪化する見通しだが、主に影響を受けるのは製造業や技術者派遣の分野であり、そこから人が流れてくる短期労働市場にはむしろフォローの風が吹くのではないか。当社は民間のセイフティネットとして雇用の悪化を食い止める役割を果たせるものと考えている」

 --事業停止命令の原因となった違法行為は経営者が指示して行わせたのか。あるいは少なくとも経営陣が違法行為が行われていることを認識していたのか。

 「そのようなことは知る由もない」

 最近の急激な経済悪化による派遣労働者の契約打ち切りは、今のところマスコミでは労働者の生活問題の面からのみ取り上げられているが、いずれ人材派遣業の経営にも重大な影響を及ぼさざるを得ないものと考えられる。当社はすでに本社移転、支店統廃合を行い、総会後の株主懇談会開催を見送るなど経費節減に努めているが、はたして答弁にあったような楽観的な見通しが可能かどうか、疑問なしとしない。

 証拠の書類と称するものをかざして、訴訟も辞さずと追及した株主が1名いたが、質問の内容は具体性を欠き、迫力不足。不祥事の後としては、意外に短時間で終わる。

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2008年12月16日 (火)

株式会社イメージ ワン (ヘラクレスS: 2667)

株式会社イメージ ワン (ヘラクレスS: 2667)

2008年12月15日(月) 午前10時

新宿 ホテルヒルトン東京 3階 「桂・春日の間」

議決権を有する株主数: 1,668名

開会時点の出席人数: 26名(うち女性3名)

フリードリンク: 座席でホットコーヒー

事業報告: 社長(スライド併用)

発言者: 3名

所要時間: 37分

お土産: ホテルヒルトンの菓子折(焼菓子)

 国際航業グループが筆頭株主の画像処理会社。医療画像、衛星画像、セキュリティー・ソリューション(フェンスセンサと防雷機器)の3事業からなる。2008年9月期は4年連続の減収で、赤字転落、無配継続。減収の主因は、直販体制の確立が遅れた衛星画像事業売上の大幅減。利益面では、特別損失として防雷機器の在庫全額(1億5,200万円)を商品評価損に計上。

 本年4月の診療報酬改訂もあって、病院の経営はますます厳しさを増しており、効率化は急務で、当社の医療画像事業の需要は増加するものと期待、今後営業・開発人員を増員して攻勢をかけるとしている。衛星画像事業については国際航業グループとの協業強化が必要で、セキュリティー・ソリューションは当面縮小傾向か。

 --貸借対照表に初めて投資有価証券が計上されたが、その中身は。

 「野村信託銀行の金銭信託と伊予銀行の譲渡性預金である」

 --監理ポスト移管後6か月経過したが、今後の見通しは。

 「大証から2か月の猶予をもらった。株価の回復が必要だが、株式市場の現状からみるとかなり厳しい。当社自身の努力で業績向上、付加価値の増加を図り、株価を上げていくしかない」

 --配当の見通しは。

 「今期(09年9月期)の黒字転換、来期復配を目標としている。そのため本総会に資本準備金を取り崩して、累積損失を一掃する議案を提出、早期復配体制を整えることとした」

 会場は2部屋ぶち抜きだが、折りたたんだアコーデオン式仕切りが、部屋の横幅の3分の1ほどをふさいでおり、使いづらい構造。一流ホテルとしてはお粗末。

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