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2009年3月28日 (土)

株式会社 グローバルダイニング

株式会社 グローバルダイニング (東証二部: 7625)

2009年3月28日(土) 午前10時

銀座 当社店舗「権八 G-Zone 銀座」

議決権を有する株主数: 3,239名

開会時点の出席人数: 102名(うち女性22名)

フリードリンク: なし

事業報告: 社長(スライド併用)

総会の後: 引き続き同一建物内のモンスーンカフェで株主懇談会
        (カフェテリア形式、アルコール類あり)

発言者: 14名

所要時間: 1時間51分

お土産: なし

 イタリア料理ラ・ポエム、アジア料理モンスーンカフェ、和食権八などを経営する外食産業。2008年12月期は不況の影響で減収、営業減益だったが、さらに営業外費用に米国子会社の円建借入金に係わる為替差損、特別損失に不振店舗2店の建物、構築物等の減損損失をそれぞれ計上したため、純損失となった。今期(09年12月期)に入ってから、創業社長に対する第三者割当増資で5億円の資金を調達。

 --業績不振を景気のせいだけにするのはおかしい。

 「昨年お台場の同一店舗で短期間のうちに2回火災が発生した。当社は全店舗が直火の厨房を持って手作りしているが、防災意識が不足していた。火災後しばらくの間営業できず、防災対策作成のため残業したりして人件費がかさんだ」

 --ストックオプションに関する議案が提出されているが、この制度が真に人材確保につながるか疑問だ。過去にストックオプションで大金を手にしたとたん役員を辞めた人物がいると聞いた。

 「当社の場合、恥ずかしながら上場以来ずっと株価が低迷しているので、そのような人物はいない。以前は2年据置後ただちにオプションを行使できたが、最近は最初に実行のスケジュールが決められており、簡単に辞めることはできないようになっている」

 --今回の第三者割当増資で社長の持ち株比率はどうなったのか。別の資金調達方法はなかったのか。

 「47%から62%になった。これによって年間3.500万円の配当増となるが、役員報酬は不振の責任を取って半減している。当社は13億5,000万円の当座貸越枠を利用していたが、昨年11月末の深夜、取引銀行から電話があって5億円の枠がストップされた。これは何とか手持ち資金で返済できたが、銀行、特にメガバンクの態度は厳しく、残りの8億5,000万円も返済を求められたら資金繰りが苦しい。現状では社債発行、銀行借入等による資金調達は困難で、ほかに方法がなかった。この増資実行によって銀行の態度も変わり、危機を脱することができた」

--社長は現在59歳だそうだが他の役員との年齢差が大きすぎる。後継者問題をどう考ええいるか。

 「当社では、現在自分を含む全社員の親族は一人も勤めていない。20年前、自分の弟が当社を辞めたとき、たまたま本田宗一郎氏の本を読んでいて、以来後継者は社員からと思っている。上場以前、店長、チーフレベルの定着率は高かったが、現在40代くらいの期待していた人がより大きな会社に適合できず、結果を出せずに出て行ってしまった」

 --新規出店に成功していないイメージがある。ビバリーヒルズの権八もうまくいっていないのに今年またマカオに出店するのか。

 「マカオに出店するのは世界最大のカジノコンプレックスの向かい側で、カジュアルなフードコートである。マカオのフルサービスのレストランはいずれも苦戦しているが、これは観光客のほとんどが中国本土、香港から来るギャンブル目的の中国人で、食事に重きを置いていないからである」

 --今年既存店舗閉鎖の予定はあるか。

 「成績不振で閉鎖したい店は2店ほどあるが、店舗の賃借契約のしばりがあって、閉鎖するとかえって高くつく」

 --市場での当社の株価は投資家に見捨てられた値段だ。今後のIR戦略をどう考えているか。

 「IRの前にまず不況を乗り切るのが大事だ。ホームページ上にディスクローズはしているし、決算期ごとの機関投資家への説明もやっているが、個人投資家向けのIRはスタートしていない」

 株主懇談会はいずこも同じ大混雑だが、ほぼ人数分の椅子、テーブルの用意があるのはよかった。

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