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2009年5月29日 (金)

株式会社セブン&アイ・ホールディングス

株式会社セブン&アイ・ホールディングス
          (東証一部: 3382)

2009年5月28日(木) 午前10時

麹町 当社本社 1階会議室

議決権を有する株主数: 96,594名

開会時点の出席人数: 約750の座席がほぼ満席となり、仕切り
               を取り払って会場を拡張、数百席の追加

フリードリンク: ドリンクコーナーで紙コップ入りのウーロン茶、
          ミネラルウオーター、オレンジジュース

総会の前: PRビデオ上映

事業報告: スライド、ナレーション使用(報告書朗読)

発言者: 12名

所要時間: 1時間32分

お土産: カラフルショッピングバッグ(自社開発商品)入り
      マスク 1枚
      セブンプレミアム(PB商品)試供品
       即席カップめん 2個(天ぷらそばときつねうどん)
       即席みそ汁 10食入り
       黒糖かりんとう 135g
       ごまスティック 105g
       ココナッツビスケット 25枚

 セブン-イレブン、イトーヨーカ堂などを傘下に持つ。2009年2月期は減収減益ながら増配。営業増益はコンビニエンスストア事業と金融関連事業のみ、フードサービス事業は2期連続の赤字。

 --利益の出ていないフードサービス事業を売却する考えはないのか。

 「七つの事業領域の一環であり、売却する考えはない。今年不採算店舗を40店削減するなど、早急に立て直し中だ。新事業の展開としては、そばやのチェーン店をすでに8店舗開き、好調である。
また今年の夏までに中国第1号店を開店する予定だ」

 --中国では、新たに北京以外の地域でもコンビニを展開するそうだが、その進行状況は。
 
 「北京では、前期末72の店舗数が今日現在では78店舗になり、時間は掛かっているが、順調に推移している。1店舗あたりの売上高は中国の他のコンビニの倍以上だ。ここまで中国政府との間で制度的な問題をクリアしながらやってきたが、これからフランチャイズを展開していく。すでに上海では4月30日に4店舗が同時オープンしたが、次は天津への出店を検討中だ」

 --自分の地元である四国にセブン-イレブンが1店もなくて、さびしい。

 「セブン-イレブンの出店はドミナント式(高密度集中出店方式)であり、前期末でようやく37都道府県(うち3県は先行出店で、実質は34都道府県)に進出したところだ。四国への出店時期はまだ決まっていない」

 --株主優待制度を始める考えはないのか。

 「企業業績を向上させ、配当性向35%をめどに株主還元を図っていく方針である。今回減益にもかかわらず増配したのは、自社株買いと株式消却で増配しても配当金の総支払額が増えないからである。現在、株主優待は具体的に検討していない」

 総会に動員した社員数の多さにビックリ。建物の入り口から会場まで長い廊下の片側に人間の壁のようにぎっしりい立ち並んで、順に頭を下げるのには参った。なお、一団の株主が役員の答弁にいちいち熱烈に拍手しており、これに不満の意を示す株主がいた。

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2009年5月27日 (水)

アセット・マネジャーズ・ホールディングス株式会社

アセット・マネジャーズ・ホールディングス株式会社 
               (大証ヘラクレス: 2337)

2009年5月27日(水) 午前10時

新橋 第一ホテル東京 5階 ラ・ローズⅡ

議決権を有する株主数: 21,935名

開会時点の出席人数: 85名(うち女性14名)

フリードリンク: ロビーでセルフサービスのお水
          (冷水器とコップを設置)

事業報告: 会長(報告書朗読、スライド併用)

総会の後: 休憩約10分の後、同一会場で株主説明会

発言者: 総会 4名
       説明会 4名

所要時間: 総会 51分
         説明会 約1時間5分

お土産: ユニセフギフト(ノートブック)

 不動産ファンド中心。2009年2月期は大幅減収で、赤字、無配転落。筆頭株主いちごアセットから外人会長を迎えて再建中で、事業報告の後、全役員起立、無配となったことをわびる。

 --株価下落をどう思うか。

 「1株あたり純資産が1万円程度あり、しかも前期決算において低価法を厳しく適用して販売用不動産の簿価を切り下げ、投資案件についても減損処理を行ったのに、7,000円前後というのは低すぎると思う」

 --今期業績予想が10億の黒字となっているが、達成可能か。

 「手持不動産は2月末現在の価格で厳しく評価替えしており、その時点より価格が上昇しているので、業績予想は十分実現性が高いと考えている」

 --役員および役員候補にフジタ出身者が多いが何か特別な関係があるのか。

 「自分の経営哲学は人間であり、出身校や以前の所属企業にはこだわっていない。正直なところフジタ出身者が何人いるかも知らない。(事務局に確認して)3人だそうです」

 --当社の自己資本比率6.2%はいかにも低すぎる。

 「連結決算のルールでSPCの全資産を連結対象とするように定められているためだ。ファンドで資金を集めた場合、実際にリスクがあるのは当社自らが出資した部分だけだから、当社グループに帰属しないリスクを控除したB/Sを作成してみると、17.3%となる。
さらに、現在発行しているCB130億円が、将来全額株式に転換されるとすると、この比率は42.2%になる」

 --日経新聞の記事によるとREITの支援策が動き出したようだが、当社に与える影響は。

 「大きなプラスである。現在不動産取引においてはREITの取引が指標になっている。REITの資金繰、ファイナンスの問題が解決し、REIT市場が活性化すれば当社の資産売却にもよい影響がある」

 昨年の総会における旧経営陣の強引な議事運営に関する憤りの発言があった。本日の議長は総会と説明会の間に会場内をまわって、株主にあいさつ、閉会後は全役員がエレベーター前に整列して株主を見送った。

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2009年5月26日 (火)

J.フロント リテイリング株式会社

J.フロント リテイリング株式会社 (東証一部:3086)

2009年5月26日(火) 午前10時

九段会館 大ホール

大阪(大丸心斎橋店)と名古屋(松坂屋名古屋店)に中継会場設営

議決権を有する株主数: 発表なし(議決権数のみ報告)

開会時点の出席人数: 1階(約600席)の4割くらい(会社の
               規模の割には少ないように思う。やはり、
               大阪、名古屋在住の株主が多いか)

フリードリンク: 株主様ご休憩所(会場の喫茶室)でコーヒー、
          紅茶、ジュースなどの喫茶メニューから

総会の前: PRビデオ上映

事業報告: 映像、ナレーション使用(ほぼ報告書朗読)

発言者: 11名

所要時間: 1時間43分

お土産: タオル 2枚

 大丸と松坂屋の経営統合で発足した持株会社。2009年2月の第2期は大幅減収減益で減配。

 --法律改正によって配当が取締役会で決められるようになったが、今回のように減益減配の場合は株主総会に諮るべきではないか。また、冒頭に減配に対するおわびの言葉がなかった。

 「貴重なご意見として承ります」

 --役員賞与5,700万円支給の議案が提出されている。前期実績の半分程度とのことだが、高島屋の役員賞与はもっと少ない。

 「現下の業績を踏まえて、昨年11月から役員の月額報酬を減額し、この3月からさらに減額幅を拡大している」

 --株主配当を減らしてもよいから貧しい国の学生に奨学金を出すべきだ。

 「CSR(企業の社会貢献活動)のことかと思う。当社は奨学金こそ出していないが、海外の災害への支援、共同募金への協力、芸術・文化支援活動などいろいろ行っており、その内容はホームページで紹介しているので、一度見てほしい」

 --そごう心斎橋店を購入するそうだが、採算見通しはどうか。

 「初年度から営業黒字になるものとみている」

 --大丸梅田店のチャリティーオークションは、有名画家の作品が入手できるので毎年参加し、購入しているのに、案内状が来たことがなく、そろそろ開催されるころではないかと、こちらから問い合わせて日取りを知っている状態だ。

 「係りの者に事情を調べさせる」

 --銀座松坂屋の外商が上野店に統合されてしまい、不便になった。

 「銀座店の再開発を検討中のため、場所を上野に移しただけで、人員の配置などは変えていない」

 --インターネット通販への取り組み状況は。

 「大丸では平成12年の11月から開始。主に中元、歳暮のギフト商品で、平成20年度は大丸20億、松坂屋9億の実績であった。
今後は父の日、母の日など一般ギフトをはじめ、ギフト以外のコスメティック、紳士・婦人服などに取扱範囲を広げていくつもりだ」

 会場は旧軍人會舘。戦前の建築とは思えない、立派なホールだが、ロビーの狭さには時代を感じる。

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2009年5月22日 (金)

株式会社サークルKサンクス

株式会社サークルKサンクス (東証一部:3337)

2009年5月20日(水) 午前10時

大手町サンケイプラザ 4階ホール

議決権を有する株主数: 19,777名

開会時点の出席人数: 座席数約400の5割くらい

フリードリンク: なし

総会の前: 当社の社会的貢献活動に関するビデオ上映 

事業報告: スライド、ナレーション使用(報告書朗読)

総会の後: 休憩約15分の後同一会場で株主様事業説明会

発言者: 総会 4名
       説明会 5名

所要時間: 総会 1時間8分
         説明会 約1時間

お土産: ムーミン・キャラクター付きトートバッグ入り
       ほがら菓かたいむ せれくと ショコラクッキー 80g
      ほがら菓かたいむ ミニどら焼 5個
      Asahi 乾燥スープ シーフード25.3g
      ケース付き箸
     
 ユニー系コンビニ。2009年2月期は、ここ数年減少が続いていたチェーン全店売上高がタスポ効果で増加、利益も増加した。配当据置。

 会場の係員はガードマンも含め、全員マスク着用。入場する株主にも希望者には会場入り口でマスクを配布、消毒用アルコールも設置するなど物々しい雰囲気だが、さすがに総会議長が、TVインタビューに見られるようにマスクをしたまま発言することはなかった。

 --6月1日から改正薬事法が施行され登録販売者資格を持つ者がおれば医薬品の販売が出来るようになる。この試験は今のところ極めて簡単だが、将来は難しくなると聞いている。社員を積極的に受験させているか。

 「試験内容は簡単でも、受験資格として販売に従事した経験年数が必要なため当社の社員は受験できない。現在、直営店で試験的に販売を開始すべく、資格を持つ者6名を社外から採用して準備中である」

 --対処すべき課題に「地域別にメリハリをつけた出店戦略とし、収益地域への新規出店投資を強化する」とあるが、具体的にはどこを指すのか。

 「中京圏と首都圏である」

 --2009年度の経営戦略として、出店290、閉店270で純増20とあるが、無駄が多いのではないか。

 「出店、閉店の中には10~11年経過して、老朽化した店舗を取り壊し、同じ敷地内、またはごく近隣に新設するリロケート店、それぞれ110店を含む」

 --クオカードが使えるようにしてほしい。

 「必要性は認識している。現在進行中のシステム関係の再構築が完成する来年以降の導入を考えている」

 事業説明会ではタスポ効果が今年の6月で終わる一方で、システム関係の高額投資が続くため10年2月期は減益となるが、その後は増益に転ずる旨の説明があった。 

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2009年5月15日 (金)

イオン株式会社(東証一部:8267)

イオン株式会社(東証一部:8267)

2009年5月14日(木) 午前10時

海浜幕張 幕張メッセ国際展示場8ホール

議決権を有する株主数: 発表なし
                (出席者は定足数を満たしているとの
                み説明)

開会時点の出席人数: 座席数約3000の7割くらい

フリードリンク: なし

総会の前: PRビデオ上映

事業報告: 映像、ナレーション使用

発言者: 16名

所要時間: 2時間23分

お土産: イオンギフトカード(チャージ金額1,000円)
      漫画本「すべてはお客さまのために」 1冊
      環境問題への取り組みに関するパンフレット 3種

 昨年のガソリン価格高騰をきっかけとして、外食・流通産業ともに郊外型ロードサイド店の不振、都心駅前店の好調が目立つが、巨大GMSに力を入れてきた当社も2009年2月期は純損失を計上。
配当は据置。

 冒頭、総会議長(取締役会議長)から「前期の大幅減益」に対し、おわびの言葉があった。確かに営業・経常段階では黒字であったとはいえ、謝るのに、あえて「赤字」という言葉を避けたのは何となく釈然としない。また、欠損の原因として不振の米国アパレル子会社タルボットのリストラ費用を強調していたのも、基本的な経営戦略の問題から目をそらせているような印象を受ける。

 2010年2月期は巨大ショッピングセンターの開店を抑制し、試験展開中の都市型小型店舗「まいばすけっと」を一挙に300店体制に拡大する方針が示されたが、巨艦はそう急角度に方向転換して、直ちに全速航行できるのだろうか。

 --一昨日イオンクレジットの総会へ行ったら新役員候補に警察庁のOBがいた。一方、当社では検察庁出身者を取締役候補とする議案が提出されている。こういった経歴の人物を役員に迎える会社は怖い。

 「われわれ自身がイオングループの社会的責任を遂行するために、各官庁からご指導いただく人材を求めているからである」

 --自分の家の近くにはJUSCOがなく、まいばすけっとは3店ほどあるが、そこではオーナーズカード(株主優待の返金カード)が使えない。

 「グループ全体への優待カードの相互乗り入れは検討中。なお、従来オーナーズカードは現金またはWAONでの支払いに対してのみ有効だったが、イオンカードでのも支払いも可能にした」

 --株主優待のラウンジへ夫婦と子供3人の5人で行ったら利用は4人までと断られてしまった。本社のお客様相談室へ抗議したら「対処します」との事だったので、後日再度同じ店で利用を申し込んだらまた断られた。

 「ラウンジ利用の有資格者が増えて混雑している。費用も1,000万円ほど掛かっている。ラウンジだけを目的に来る人もいるし、子供は入れるなという人、ソフトドリンクやお菓子の種類を増やせという人もいる。全部の要求には応じ切れないので、どこかで線を引く必要があることを理解してほしい。その代わり平日の閑散時などには特例として弾力的に5人でも入室を認めるようにする」

 --セルフレジを使うとWAONポイントが倍になる店とならない店がある。

 「今後統一していくようにする」

 --店舗配置が偏っている。ないところには全然ないのに、店頭から隣の店の看板が見えるところさえある(例:砂町地区)

 「隣接店舗はそれぞれの店の特徴を出しており、商圏設定のエリアが違うため、相乗効果で効率を高めている」

 --イオン銀行は2010年3月期で黒字化の計画を達成できる
のか。

 「2008年度までATMネットワークの構築に力を入れてきた結果、月5万口座の獲得、月100億円前後の融資実行が可能になり、地銀中堅どころの実力が備わってきた。イオンクレジットとの一体運営でローコスト経営を行っており、キャッシュカード、WAON、クレジットカード一体型のイオンカードセレクトなど、商品開発も行っている。しかし、2010年度の業績については、まだ確たることはいえない」

 --中国河南省の店に賞味期限切れの商品が置いてあった。

 「論外である。早速現場の指導を強化して改善に努める」

 総会終了後の株主懇親会は今回から中止され、秋に全国6か所に分けて行われることになった。

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2009年5月 2日 (土)

ゴールドパック株式会社 

ゴールドパック株式会社 (ジャスダック: 2589)

2009年4月28日(火) 午前10時

渋谷エクセルホテル東京 6階 プラネッツルーム

議決権を有する株主数: 2,804名

開会時点の出席人数: 67名(うち女性12名)

フリードリンク: 株主様控室で各種飲料
           (野菜ジュースの種類が豊富)

総会の前: PRビデオ上映

事業報告: 社長(報告書朗読、スライド併用)

発言者: 7名

所要時間: 44分

お土産: 自社製缶飲料(190g)3本
     
     信州・安曇野の
      手摘みトマトジュース
      捥ぎたてりんごジュース
      旬穫り野菜ジュース

     クオカード 1000円券 1枚

     商品カタログ 1冊

 2009年1月期は減収減益で、無配。景気停滞による飲料市場の販売伸び悩み、食品業界の相次ぐ不祥事を背景とする消費者の安全志向の高まり、原油・原材料価格の高騰などを利益圧迫要因としているが、当社の減収減益はこれで3期連続であり、必ずしもリーマン・ショックだけが理由とはいえない。

 --昨年の総会にはゴマのジュースがあって、とてもおいしかった。今年も楽しみにしていたのに置いてないのはなぜか。

 「申し訳ないが、売れ行き不振で製造中止になった」

  熱烈な愛好者がいるのに売れ行き不振で製造中止になってしまったゴマジュースなるもの、ぜひとも一度飲んでみたかった。しかし、ゴマを絞ったらジュースではなく、食用油が出来てしまうのではないかという気もするが...........。

 --昨年、当社の原料調達先である青森県果工が中国産りんご果汁を国産と表示して納入した事件があったそうだが、中国産の農産物は口にしたくない。いつごろ製造した、どの製品に混入したのか教えてほしい。

 「別のブランドオーナーの製品に使用された。当社ブランドはすべて国産原料である」

 --総会招集通知に無配とする旨の記述がない。

 「配当を実施する場合は議案として提出ことになっているが、無配なら掲載の必要はないという会社法の規定に従ってやっている」

 この回答はどうかと思う。義務はなくとも事業報告の中でひと言おわびぐらいあってもよいのではないか。

 --復配の見通しは。

 「堅実に利益を上げ、財務体質を強化した後、しかるべき時期に行う」

 役員8名のうち6名を入れ替える議案などを可決して閉会。事実上の経営不振による更迭だろうが、復配の時期などに関する質問には、新経営陣が決めることとして明言を避けた。後任にはあまりプレッシャーを与えないようにとの配慮かと思うが、株主側にしては不満の残るところ。

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