あいホールディングス株式会社
あいホールディングス株式会社 (東証一部: 3076)
2009年9月29日(火) 午前10時
東銀座 時事通信ビル2階 時事通信ホール
金城の出席状況: 2年ぶり2回目
議決権を有する株主数: 11,786名
開会時点の出席人数: 54名(うち女性 10名)
フリードリンク: なし
事業報告: 会長(報告書朗読)
発言者: 5名
所要時間: 53分
お土産(先渡): クオカード 500円券
2009年6月期は売上微減、投資有価証券評価損を6億計上したが、事業譲渡益などの特殊要因もあって増益。配当据置。
--自己株式の消却は考えているのか。また今後とも買い増す
のか。
「これまでM&A中心に事業を拡張しており、自己株式も株式交換に使うなど臨機応変に活用していきたい。買い増していく可能性もある」
--円高の業績に与える影響はどうか。
「円高よりもサブプライム問題で昨年秋から欧米での売上が落ち込んだ影響の方が大きい」
--取締役候補のN氏は旧厚生省の高級官僚で、社会保険庁長官経験者だ。民間営利企業の役員に迎えてどんなメリットがあるのか。民主党政権で天下りが出来なくなったからといって、なぜ当社が、でたらめな年金行政の責任者で、国民に損害、失望、不安を与えたA級戦犯の受け皿になるのか。
「天下りではない。同氏は自分が三顧の礼で迎え入れた。理由はこれからは官民一体となって日本を復活させなければならないからである」
--担当役職は?
「代表取締役社長を予定している」
--CEOか?
「CEOは引き続き会長の自分である」
--まったく経験のない人物を社長に据えるのは異常だ。N氏は取締役としての責務を果たせるのか。自ら辞退せよ。
「理解して、温かく見守ってほしい」
--理解できない。この人事には反対だ。
議長答弁の選任理由があまりに抽象的で、N氏の経歴と当社の事業内容のミスマッチに関する納得のいく説明がまったくないため、反対、反対の大合唱が起こる。これに対して一部株主から異常に熱烈な拍手があって採決強行。閉会後、新任のあいさつをするN氏に対して「恥ずかしいとは思わないのか」のキツーイやじ。
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