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2010年6月 9日 (水)

株式会社ドリームインキュベータ 

10ー16 株式会社ドリームインキュベータ 
                 (東証一部: 4310) 

第10回定時総会

2010年6月9日(水) 午前10時

紀尾井町 ホテルニューオータニ東京 タワー宴会場棟
     鳳凰の間

金城の出席状況: 初めて 

議決権を有する株主数: 7,011名

開会時点の出席人数: 座席数約250の3割くらい

フリードリンク: ロビーでコーヒー、紅茶、オレンジジュース

事業報告: 会長(スライド併用)

総会の後: 別室で株主懇親会(立食パーティー)

発言者: 9名

所要時間: 2時間4分

お土産: なし

 元ボストンコンサルティング堀紘一氏(会長)創業のコンサルティング会社。2010年3月期は減収で3年連続の経常赤字ながら、貸倒引当金の戻し入れで当期純利益計上。無配継続。大企業相手のコンサルティング事業はリーマン・ショック後キャンセルが出たりして減少、ベンチャービジネス向けは株式に投資すると減損損失が発生するため、新株予約権を取得する方向に切り替えている旨の説明があった。

 --次元の低い話だが、7~8年前に退職金をはたいて当社の株を買ったものの大幅値下がりで食うや食わずの生活だ。株主割り当ての増資をするとか、何らかの株主優遇策を考えてほしい。

 「お気持ちはごもっともだと思うが、方法論としては難しい。
増資しても株主価値が希釈化してしまうので、会社価値を上げるしかない。まず利益を出すことに全力を挙げる。本日、従業員にストックオプションを与えることを認めていただく議案を提出したが、株価が上がらなければ新株予約権の価値はなく、株価が上がれば株主の利益にもなる」

 --今後の利益の回収については具体的にどのような方法を考えているのか。
 「ベンチャーキャピタルに対する投資(インキュベーション)
に当たっては単に資金を投入することはやらず、人も入れて事業に協力していく」

  --当社の現在の株価は適正と評価しているのか。

 「どの経営者も株価はマーケットが決めることだというが、1株あたり純資産に近い金額というのは低すぎるのではないか」

 --会社創立からの10年間をどう評価するか。

 「10年間でソニー、本田を100社作るために設立したが、残念ながらまだ1社もできていない。この2~3年は当社ならではの差別化に取り組んで無形の大きな資産ができたと思う。人生で一番大きな勉強をさせてもらった、つらい、苦々しい10年であった。金を持って海外へ逃げてしまったベンチャーもいた。三菱商事、ボストンコンサルティングにいた時代はやはり恵まれていた。当社ではボーナス、役員賞与は一度も出したことがない。
一昨年からは2回にわったて報酬を引き下げ、収入は前にいた会社の10分の1くらいになっている。

 --投資先ベンチャー企業の株式を上場前に売ることもあるとホームページに書いてあるようだが?

 「未公開でも利益が出る場合は売却することもある。上場準備をしていても果たして上場するかどうか分からないし、上場後の値段がいくらになるかも分からない。所有株数が多いと、上場後市場で売却した場合値崩れする恐れがあり、結局ディスカウントして他の投資家にブロック取引で売るしかないからである」

 当社の役員は、堀会長、社長、社外重役の評論家田原総一朗氏の3人だけであり、堀、田原両氏の知名度に期待して株を買った投資家も多かったものと思われる。彼らにとっては、まさに夢破れ、失われた10年であったが、救いは銀行融資などに頼って無理な業容拡大をすることなく、手元資金に比較的余裕を残していることくらいか。
 株主懇親会は入り口でサンドイッチとカナッペの載った皿を受
け取って入場。会場内にあるのは、いちごのショートケーキと各種飲物のみ(アルコールはなし)。窓外に展開するニューオータニの見事な日本庭園が最大のご馳走。

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