11-16 イオンモール株式会社 (東証一部: 8905)
第100期定時総会
2011年5月11日(水曜)午前10時
海浜幕張 ホテルニューオータニ幕張 2階 鶴の間
金城の出席状況: 初めて
議決権を有する株主数: 11,291名
開会時点の出席人数: 座席数約260の3割くらい
フリードリンク: ロビーでホットコーヒー
総会の前:
ロビーに同社SC一覧表と主要SCの写真を展示
PRビデオ上映(社会貢献活動を強調した内容)
地震関係:
来店客、当社とテナントの従業員とも人的被害なし
建物、設備の一部に損傷を受けたが、倒壊、大津波
による浸水はない
イオンは震災翌日に営業再開し、専門店ゾーンも、
すでに営業中
義捐金36億拠出(来客募金11億当社寄金25億)
売上の推移 地震発生後3月末までは前期を下回る
4月は前期並みに回復
ゴールデンウイーク中前期比5%以上増
事業報告: 映像、ナレーション使用
総会の後: 引き続き同一会場で退職役員の紹介と今後の取り組
みに関する報告
発言者: 3名
所要時間: 総会 56分
退職役員紹介、今後の取り組み 約10分
お土産(先渡し): イオンギフトカード(1,000円)
イオングループのショッピングセンター開発会社。2011年2月期はSCの新規開設3件、リニューアル12件があって増収増益。
会場周辺は浦安ほどではないにせよ液状化現象で、歩道はでこぼこ。
--39億の減損損失を計上しているが、その内容は。
「09年4月に青森県のSCをリニューアルしたが思うように収益が上がらず、建物50億のうち、回収可能額との差額39億を損失計上し、評価額11億とした。現在収益計画組み直し中」
--今後新しいSCは郊外型から都心型へ移っていくのか。
「郊外への出店余地が減少しつつあるのは事実だが、現在取り組み中の案件については地元と協力して進めていく。都心については、昨年京都に開業したような新しいタイプの店舗の開発を検討中。現在国内57SCのうち電車でアクセス可能なのは19店である。また今後は郊外型についても従来のイメージと異なる店舗を考えている」
--中国に2店舗開設したが、国内と比較して収益性はどうか。
「比較的順調に推移しているとご理解いただきたい。100億の売上が20~30%の勢いで伸びている。1SCあたり20億の持ち込み資本を大体4年前後で回収できるビジネスモデルである。
ただこれまでは回収が早いマスターリース方式で国内の2.5倍程度の収益を上げているので、海外の方が国内より確実に収益性が高いとまではいえない。中国についてはあくまで将来の成長を折り込んで計画を立てている」
--2013年3月に幕張地区に新SCを開設する予定だそうだが、車を使わずに来店できるような店になるのか。交通渋滞を引き起こすのではないか。
「鉄道の新駅建設計画があり、それを意識した、建物の配置、設計になっている。幕張本郷駅からのバスルートも検討中」
総会終了後恒例の株主懇親会は、大震災後の流行語「諸般の事情」により中止。議長をつとめたのは当社の積極姿勢を象徴するような威勢のいい社長さんだが、本総会後の取締役会で会長に退くとのことで、後任の社長は海外経験の長い人だとご披露。
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