11-21 リコーリース株式会社
2011年6月17日(金曜) 午前10時
東陽町 ホテル イースト21東京 1階 イースト21ホール
金城の出席状況: 2年ぶり2回目
議決権を有する株主数: 9,956名
開会時点の出席人数: 座席数約280の5割くらい
フリードリンク: ロビーでセルフサービスのお茶とお水
地震関係: 人的被害なく、事務所は被害軽微
震災関係の貸倒引当金30億積み増し
事業報告: 映像、ナレーション使用
総会の後: 別室で株主懇談会
(立食パーティー、アルコールなし)
発言者: 12名
所要時間: 1時間21分
お土産: ホテルオークラの菓子折(リーフパイ)
2011年3月期は増収増益で増配。
--これまで図書カードとクオカードの選択だった株主優待がクオカードだけになってしまった。自分は図書カードの方を希望しているのに。
「希望を聞くために優待品の届く時期が遅くなり、コストも掛かる。以前は図書カード、クオカードほぼ半々だったが、次第にクオカードが増え、昨年は73%になったので今回クオカードに一本化した。事務コストの削減額は東日本大震災の義捐金に回す。
なお書店でもクオカードが使える店もある」
--コマーシャルペーパーを社債に切り替えているが、社債の方が金利が高いのではないか。
「短期の方が長期より金利が安いが、借入のバランスが必要だ。すべて短期借り入れにすると金利が急騰した時の影響が大きい」
--リース会社全体で売上が減少気味である。積極的に海外進出する必要があるのではないか。
「海外展開については決して消極的なわけではなく、国ごとに法律、税制、商慣習等が異なるため株主価値を損ねる恐れがないか慎重に検討しているところだ。海外のみならず国内でもまだ成長余地はあるものと考えている」
--当社はこれまで中小企業を相手にしてきたが、これからは比較的大きな企業も対象にしていくつもりか。
「我々のビジネスモデルは中小企業重点ということで差別化を図ってきたが、これからは大きな企業も相手にしていく。当社の強みは中小顧客を相手に利益を出してきたことにあるが、これだけではなかなか成長できないので、専門の営業部隊を使って進めている。ここ数年業界全体でマイナス成長の中で当社はわずかながら営業資産残高の積み増しを実現している」
株主懇親会については、震災後の状況が不安定なため招集通知には記載しなかったが、その後事態が落ち着いてきたので例年どおり開催することとしたとの説明があった。
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