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2011年8月27日 (土)

11-35 株式会社 サカタのタネ

11-35 株式会社 サカタのタネ (東証一部: 1377)

第70回定時総会

2011年8月26日(金曜)午前10時

新横浜プリンスホテル 5階 シンフォニア 

金城の出席状況: 4年ぶり3回目 

議決権を有する株主数: 32,527名 

開会時点の出席人数: 座席数約1,100の4割くらい

フリードリンク: ドリンクコーナーで各種紙パック飲料
         別途冷水、ほうじ茶の用意もあり
 
総会の前: PRスライド上映
      ロビーで花の展示 

地震関係: 従業員に人的被害なし
      仙台営業所と栃木県内物流拠点、関係会社の建物
      に被害(すでに通常業務回復) 
      今期の草花種子売上から1%を義捐金として寄付
      ひまわりの種子5万袋を被災地とボランティア団体に寄付     

事業報告: 社長(報告書朗読、スライド併用)

発言者: 13名

所要時間: 1時間59分

お土産: 自社商品(球根、種子の詰め合わせ)

 2011年5月期は採算性のよい海外での野菜種子の売上増と、販管費の減少で増収増益。配当据置。今期(12年5月期)予想は売上474億(+2億)、営業・経常減益だが純利益は特別損失の減少で21億(+8億)。

 --ライバルのカネコ種苗(1376)の1株あたり利益は当社の倍だ。

 「カネコは農薬を手広く扱っている。同一分野のみで比較すれば当社も十分対抗できる」

 --通販で種を買ったがほとんど芽が出なかった。

 「基本的に生産者に売るのと同じ種を送っている。そのようなことがあったらお客様相談室へ電話してほしい」

 --今期業績予想の前提となる為替相場は?

 「米ドル80円、ユーロ110円である。その後円高が進んでいるが、連結ベースの海外売上比率は40%で単純に計算して1円の円高で7,000~~8,000万円の売り上げ減になる」

 --社長が事業報告の中で監査役会の監査報告を代読したが、他社はすべて監査役が自分で報告している。

 「法的には問題なく、当社はいつもこの形でやっている」

 --新役員の保有株数が少なすぎる。

 「業務執行にあたっては、持ち株数の多少にかかわらず企業価値向上に努めているが、今回役員持ち株会を新設し、各役員は固定報酬のうち一定額を拠出することとした」

 --園芸を趣味とする当社製品の顧客は女性が多いと思われるのに、役員が全員男性だ。女性の登用状況どうなっているか。

 「サカタのタネ本社の女性管理職は3名。海外子会社には29名いて、全管理職の17%である」

 今後の見通しとしては、海外特にアジア地域で積極的な業務拡大を進めるとと方針表明があり、野菜は人口がますます増えていく中で食糧確保の重要性から需要が高まっているのに対し、花はどちらかというと嗜好品であるため最近のように景気が悪いと国内、海外とも低調であるとの説明があった。

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2011年8月24日 (水)

11-34 株式会社メデカジャパン

11-34 株式会社メデカジャパン (ジャスダック: 9707)

第36回定時総会

2011年8月23日(火曜)午前10時

大宮 ソニックシティホール 4階 国際会議室 

金城の出席状況: 初めて 

議決権を有する株主数: 4,537名 

開会時点の出席人数: 70名(うち女性7名)

フリードリンク: なし 

地震関係: 施設、利用者、職員に重大な被害なし
      業績に与える影響軽微 

事業報告: 社長(スライド併用)、事業内容紹介ビデオ上映

総会の後: 引き続きロビーで懇親会(ティーパーティー)
      当社施設のおやつ試食

発言者: 8名

所要時間: 1時間43分

お土産: NURSY CARE(モイスチャークリーム) 50g 1本
     当社出版物 4冊(会社概要他)

 埼玉県が地盤の介護事業会社で、デイサービス、グループホーム、ショートステイ、介護付き老人ホームを複合的に組み合わせ。
2007年5月期から3期連続で大幅赤字を計上したが、10年5月期に黒字転換。11年5月期は増収増益だが無配継続。
 業績悪化に伴い、決定済みのものを除いて施設の新規開設をス
トップしていたが、今期から再開。同じユニマットグループの介護会社ユニマットケアサポートを吸収合併するとともに、減資、株式併合を行って早期復配態勢を整える。

 --当社の介護施設そよ風は昨年顧客満足度調査のアンケートで介護業界1位となったが、今年は他社にその座を奪われた。結局何位だったのか。

 「今年も同じような評価を得たが、回答数が規定に満たなかったため評価対象外となってしまった」

 --自分は当社の施設浅草ケアパークのオーナー会社の代表取締役であったが、オープン1年後に当社から一方的に賃料を値下げされ、その後全額の支払いをストップされたため会社は倒産の危機に瀕し、自分は解任されてしまった。

 「一方的にストップしたものではなく、両社のビジネス関係からきたものである」

 --当社の創業者である元社長は退職金の受け取りを辞退した。
同氏に仕えた自分も辞任届の提出を強要され、退職金をもらえなかった。今回退任するK取締役への退職慰労金贈呈の議案が提出されているが、同氏は自分とともに創業社長に仕えており、不公平だ。

 「創業社長の退職金辞退は35億の社債未償還に対する責任を取ったものである」

 --当社施設のブランドネーム「そよ風」は創業社長がつけたもので、変更すべきである。

 「創業社長がつけたのは確かだが、個人に帰属するものではなく、全職員が作り上げたものだ」

 --復配のめどは?

 「累積損失を年度利益で消すには単純計算で10年掛かるので、減資と資本準備金のその他資本剰余金への振り替えで配当できる環境を整えたものである。一刻も早く復配を実現できるよう役職員一丸となって頑張っていく」

 当事者からのものを含め、会社のコンプライアンスを問う、過去の不祥事、トラブルがらみの質問が多く出たが、通り一遍の答弁で押し切られた感がある。減資、株式併合、資本準備金の振り替えのほかに、社名(株式会社ユニマットそよ風へ)、本店所在地(さいたま市から東京都港区へ)、決算期(3月へ)の変更を決議して閉会。

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2011年8月19日 (金)

11-33 株式会社日本エム・ディ・エム

11-33 株式会社日本エム・ディ・エム 
                 (東証一部: 7600)

第39回定時総会

2011年8月19日(金曜)午前10時

新宿 京王プラザホテル 南館4階 扇 

金城の出席状況: 初めて 

議決権を有する株主数: 8,006名 

開会時点の出席人数: 85名(うち女性23名)

フリードリンク: ロビーでコーヒー、紅茶、オレンジジュース、
         日本茶
 
総会の前: 会場内で製品展示 

総会の後: ロビーで懇親会
      (立食パーティー、アルコール飲料なし) 

事業報告: 社長(報告書朗読)

発言者: 10名

所要時間: 1時間16分

お土産: 京王プラザホテルの菓子折(バウムクーヘン)

 骨接合材料などの医療部材販売。2011年5月期は国内不振、海外好調。連結ベースで減収、経常減益ながら2年連続の純損失から若干の黒字へ。配当据置。

 --現在販売しているジョンソン・エンド・ジョンソン社の骨接合材料が取り扱えなくなるそうだが、対策は?

 「医師の中にはジョンソン製品を評価している先生と、当社のトータルサービスを評価して下さっている先生がいる。これからは日本人の体形に合った我が社の製品を提供し、慎重な先生方のご理解も深めていく」

 --社長が自社株を15,930株しか持っていないのは少なすぎる。
会社の前途に自信がないのではないか。私ですら89,600株所有している。

 「役員持ち株会に入っているので年々増えてはいる。決して自信がないということはないので、誤解しないように」

 --S取締役は持ち株がゼロだ。役員持ち株会にも入っていないのか。役員として不適格だ。

 「同氏は社外取締役で、I社(当社筆頭株主)の社員である。同社は社員に対し関係会社と利害関係を持たないため、社内規定でその株式保有を禁止している」
 
 --I社に制度廃止を申し入れるべきだ。

 「申し入れはするが、同社は大企業であり、当社だけの都合で簡単に規定が変更されるとは考えられない」

 --1株あたり利益より配当金の方が多い。ここ数年過去の利益を食いつぶすタコ配が続いている。

 「安定的に配当をしたい。前期の成績不振は円高による子会社に対する貸付金の評価替えが原因で、キャッシュの流出を伴っておらず、タコ配とは考えていない。今期は利益の範囲内で5円配当可能と考えている」

 --円高の影響は?

 「子会社に対する貸付金が目減りするというデメリットがあるが、輸入する製品の仕入れ価格についてのメリットもある」

 全般に答弁の内容が抽象的。例えば今期の利益計画など、もっと具体的な数字がほしい。開会中も会場の一角で製品の展示を継続しており、質疑応答そっちのけで係員に説明を求める株主がいたのも問題。 

 懇親会はサンドイッチ、ケーキ、クッキーの軽食オンリーなのはともかくとして、あまりにも量が少なく、オール瞬間蒸発。

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2011年8月 7日 (日)

11-32 アスクル株式会社 

11-32 アスクル株式会社 (東証一部: 2678)

2011年8月4日(木曜) 午前10時

飯田橋 ホテルグランドパレス 2階 ダイヤモンドルーム

金城の出席状況: 2年ぶり2回目  

議決権を有する株主数: 5,753名
 
開会時点の出席人数: 座席数約390の3割くらい

フリードリンク: 株主様お控室でコーヒー、紅茶、
         オレンジジュースとクッキー、菓子パン
         別途ロビーでvolvic(330ml)配布

総会の前: 株主様お控室で商品見本展示

地震関係: 江東区の本社社屋損壊、危機管理の観点から移転中 
      7月28日仙台物流センターの全面稼働再開により
      完全復旧

事業報告: スライド、ナレーション使用(大筋で報告書朗読)

質問: インターネットによるもの 2件
    会場での発言 11名

所要時間: 1時間29分

お土産: アンリシャルパンティエの菓子折(焼菓子)
     紅茶ティーバッグ 2.5g×10
     ミッキーマウスのノートブック 1冊
     4色ボールペン 1本
     ミッキー&ミニーの伝言メモ(Post-it)
     テープのり 本体16m(スピンエコモデル)
     別途ロビーでうちわ配布 

 朝食抜きで出席できる総会。控室には各種の菓子パンがずらり。株主の出足も早い。 

2011年5月期はアルファパーチェスの連結子会社化もあり増収となったが、東日本大震災による特別損失などで上場以来初の赤字。配当据置。

 --純利益が減っている割には1株あたり利益があまり減らない年度があるが、自社株の取得分を差し引いて計算しているからだ。これはごまかしである。

 「自己株式は実質的に投票権がなく、配当を支払う必要もないので控除して計算するのが普通である」

 --赤字なのに役員報酬が多過ぎる。

 「業績連動部分は前年度の成績を反映するので、本年度は大幅に下がるはずだ」

 --新任取締役に対して、株主と利益意識の共有を図るためと称して、ストックオプションを与える議案が提出されているが、上場企業は経営と資本を分離すべきで創業者や従業員から登用した役員を除き持株は0の方がいい。買うなら身銭を切って買うべきだ。

 「貴重なご意見として承ります。オプションの行使価額は震災以前の高い株価水準を勘案して設定してある」

 --人件費が大幅に増えているが。

 「アルファパーチェス買収による人員増と、派遣社員の正社員登用によるもの」

 --自己株式取得を大々的に実行すれば株価は上がると思うが。

 「必要な場合は実行するが、今のところ計画はない」

 顧客層の拡大(コアビジネスの中小事業所から大企業、個人へ)取扱商材の拡大(オフィス用品から医療用品、作業用品、理化学用品等へ)に取り組んで十分な成果が上がらないうちに震災で打撃を受けた。会社側は赤字はすべて一過性の要因によるものであり、リーマンショック当時よりは回復が早いとして、2桁成長への再チャレンジを強調したが、質問は手厳しい内容が多かった。しかし中には制度や仕組みを十分理解しない見当はずれな意見も。 

 閉会後今回限りで退任する社外取締役N氏から「上場当時から取締役をつとめたが、この間売上高は4倍になった。当社からもらった報酬は全額当社の株式に投資した」とのあいさつがあり満場拍手。

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