11-33 株式会社日本エム・ディ・エム
11-33 株式会社日本エム・ディ・エム
(東証一部: 7600)
第39回定時総会
2011年8月19日(金曜)午前10時
新宿 京王プラザホテル 南館4階 扇
金城の出席状況: 初めて
議決権を有する株主数: 8,006名
開会時点の出席人数: 85名(うち女性23名)
フリードリンク: ロビーでコーヒー、紅茶、オレンジジュース、
日本茶
総会の前: 会場内で製品展示
総会の後: ロビーで懇親会
(立食パーティー、アルコール飲料なし)
事業報告: 社長(報告書朗読)
発言者: 10名
所要時間: 1時間16分
お土産: 京王プラザホテルの菓子折(バウムクーヘン)
骨接合材料などの医療部材販売。2011年5月期は国内不振、海外好調。連結ベースで減収、経常減益ながら2年連続の純損失から若干の黒字へ。配当据置。
--現在販売しているジョンソン・エンド・ジョンソン社の骨接合材料が取り扱えなくなるそうだが、対策は?
「医師の中にはジョンソン製品を評価している先生と、当社のトータルサービスを評価して下さっている先生がいる。これからは日本人の体形に合った我が社の製品を提供し、慎重な先生方のご理解も深めていく」
--社長が自社株を15,930株しか持っていないのは少なすぎる。
会社の前途に自信がないのではないか。私ですら89,600株所有している。
「役員持ち株会に入っているので年々増えてはいる。決して自信がないということはないので、誤解しないように」
--S取締役は持ち株がゼロだ。役員持ち株会にも入っていないのか。役員として不適格だ。
「同氏は社外取締役で、I社(当社筆頭株主)の社員である。同社は社員に対し関係会社と利害関係を持たないため、社内規定でその株式保有を禁止している」
--I社に制度廃止を申し入れるべきだ。
「申し入れはするが、同社は大企業であり、当社だけの都合で簡単に規定が変更されるとは考えられない」
--1株あたり利益より配当金の方が多い。ここ数年過去の利益を食いつぶすタコ配が続いている。
「安定的に配当をしたい。前期の成績不振は円高による子会社に対する貸付金の評価替えが原因で、キャッシュの流出を伴っておらず、タコ配とは考えていない。今期は利益の範囲内で5円配当可能と考えている」
--円高の影響は?
「子会社に対する貸付金が目減りするというデメリットがあるが、輸入する製品の仕入れ価格についてのメリットもある」
全般に答弁の内容が抽象的。例えば今期の利益計画など、もっと具体的な数字がほしい。開会中も会場の一角で製品の展示を継続しており、質疑応答そっちのけで係員に説明を求める株主がいたのも問題。
懇親会はサンドイッチ、ケーキ、クッキーの軽食オンリーなのはともかくとして、あまりにも量が少なく、オール瞬間蒸発。
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