11-32 アスクル株式会社
11-32 アスクル株式会社 (東証一部: 2678)
2011年8月4日(木曜) 午前10時
飯田橋 ホテルグランドパレス 2階 ダイヤモンドルーム
金城の出席状況: 2年ぶり2回目
議決権を有する株主数: 5,753名
開会時点の出席人数: 座席数約390の3割くらい
フリードリンク: 株主様お控室でコーヒー、紅茶、
オレンジジュースとクッキー、菓子パン
別途ロビーでvolvic(330ml)配布
総会の前: 株主様お控室で商品見本展示
地震関係: 江東区の本社社屋損壊、危機管理の観点から移転中
7月28日仙台物流センターの全面稼働再開により
完全復旧
事業報告: スライド、ナレーション使用(大筋で報告書朗読)
質問: インターネットによるもの 2件
会場での発言 11名
所要時間: 1時間29分
お土産: アンリシャルパンティエの菓子折(焼菓子)
紅茶ティーバッグ 2.5g×10
ミッキーマウスのノートブック 1冊
4色ボールペン 1本
ミッキー&ミニーの伝言メモ(Post-it)
テープのり 本体16m(スピンエコモデル)
別途ロビーでうちわ配布
朝食抜きで出席できる総会。控室には各種の菓子パンがずらり。株主の出足も早い。
2011年5月期はアルファパーチェスの連結子会社化もあり増収となったが、東日本大震災による特別損失などで上場以来初の赤字。配当据置。
--純利益が減っている割には1株あたり利益があまり減らない年度があるが、自社株の取得分を差し引いて計算しているからだ。これはごまかしである。
「自己株式は実質的に投票権がなく、配当を支払う必要もないので控除して計算するのが普通である」
--赤字なのに役員報酬が多過ぎる。
「業績連動部分は前年度の成績を反映するので、本年度は大幅に下がるはずだ」
--新任取締役に対して、株主と利益意識の共有を図るためと称して、ストックオプションを与える議案が提出されているが、上場企業は経営と資本を分離すべきで創業者や従業員から登用した役員を除き持株は0の方がいい。買うなら身銭を切って買うべきだ。
「貴重なご意見として承ります。オプションの行使価額は震災以前の高い株価水準を勘案して設定してある」
--人件費が大幅に増えているが。
「アルファパーチェス買収による人員増と、派遣社員の正社員登用によるもの」
--自己株式取得を大々的に実行すれば株価は上がると思うが。
「必要な場合は実行するが、今のところ計画はない」
顧客層の拡大(コアビジネスの中小事業所から大企業、個人へ)取扱商材の拡大(オフィス用品から医療用品、作業用品、理化学用品等へ)に取り組んで十分な成果が上がらないうちに震災で打撃を受けた。会社側は赤字はすべて一過性の要因によるものであり、リーマンショック当時よりは回復が早いとして、2桁成長への再チャレンジを強調したが、質問は手厳しい内容が多かった。しかし中には制度や仕組みを十分理解しない見当はずれな意見も。
閉会後今回限りで退任する社外取締役N氏から「上場当時から取締役をつとめたが、この間売上高は4倍になった。当社からもらった報酬は全額当社の株式に投資した」とのあいさつがあり満場拍手。
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