12-03 正栄食品工業株式会社 (東証二部: 8079)
12-03 正栄食品工業株式会社 (東証二部: 8079)
第64期定時総会
2012年1月30日(月曜)午前10時
浅草ビューホテル 4階 飛翔の間
金城の出席状況: 初めて
議決権を有する株主数: 7,510名
開会時点の出席人数: 座席数約1200の3割くらい
フリードリンク: ロビーでお水とインスタントの煎茶
事業報告: 社長、常務(報告書朗読)
発言者: 14名
所要時間: 1時間51分
お土産(先渡し): フルーツdeショコラ 1袋
チェリートマト(ドライトマト) 1袋
ピーナッツブロックチョコ 1個
いちごチョコ 2個
きんかん砂糖漬 1袋
ビスケットチョコバー 2本
レーズンチョコ 1袋
ヨーグルトレーズンチョコ 1袋
ワイルドブルーベリー 1袋
ソフトマンゴー 1袋
ミックスナッツ 1袋
プルーン 1袋
マロングラッセ 5個入 1箱
乳製品・ドライフルーツ等が主力の食品専門商社。子会社で生産も手掛ける。
2011年10月期は増収ながら世界的な農産物価格の上昇に加え、東日本大震災に伴う災害損失、旧本社建物の取り壊し費用を特別損失に計上したため減益。記念配当を実施。
--中国取引の現状は?
「加工工場ふたつと販売会社1社があり、売上は前年比21%アップした。中国で製造したナッツ類、フルーツ加工品(レーズンなど)は日本のほか、欧米、オセアニアにも輸出している。日本の取引先も中国に進出しており、それらの先へ原材料の販売も行っている。また、中国でも食の安全・安心への関心が高まっており、スーパー、コンビニなどへも販売している」
--当社は茨城県に生産拠点が多く、放射線量が心配だ。
「茨城には乳製品を扱う筑波乳業など4工場があり、いずれも福島第一原発から150~180キロ圏内だ。自社で機器を購入して検査を行っているが、今のところ、政府が決めた基準内に納まっている」
--世界中でベルギーよりどこより日本のチョコがおいしく、その中でも当社が一番だと思っているが、なかなか手に入らない。
どこで売っているのか。
「確かにあまり見かけないかもしれないが、首都圏のスーパーには出回っている。何とか店頭に並ぶよう努力はしているが、何しろ日本のチョコレート業界は大手5社が70%のシェアを占め、当社は残る60~70社の中の1社なので大変だ」
ヨイショのし過ぎではないか。
--お土産が昨年より小さくなった。
「ボリューム的に持ちやすいサイズを考えたので箱が少し小さくなったが、内容はそれほど変わっていない。お土産はせっかく来ていただいた株主の方に、せめて交通費程度はお返ししたいという考えでお出ししている。あまり多く出し過ぎると出席されない株主と不公平になるという問題がある」
--地震保険に入っているか。
「保険料が大変高いので入っていない。今度建設する新本社ビルには免震機能を設けるべく検討中だ」
お土産に入っていたチョコレートを示して
--このチョコレートは大きすぎてとても100円では売れない。100円ショップ向けにもう少しスモールサイズの商品を出す考えはないのか。
「それは100円で売っている品です」
--以前プルーンの種を炭として再利用する事業を行っていたと思うが、最近はどうなっているのか。
「3.11以降プルーンの工場が風評被害でストップしているため種が出てこないが、利用の研究は進めている」
--最近上場企業では退任取締役に対する退職慰労金贈呈を廃止する方向にあるが、当社は依然として支払っている
「止めることは考えていない。他社は取締役会の決定で報酬に含めて支払っている」
--子会社京まろんへの貸付金に対して貸倒引当金を計上しているようだが。
「栗の甘露煮とマロングラッセを生産しており、長年赤字で、債務超過状態になっていたが、昨年黒字化した。今後は利益を出していけるものと思っている」
小さくなったとクレームもついたが、相変わらず当社のお土産はボリュームたっぷり。総会に出席せず、お土産のみ2、3個抱えて帰る株主の姿も目立った。
| 固定リンク
コメント