13-01 株式会社エイチ・アイ・エス
13-01 株式会社エイチ・アイ・エス
(東証一部: 9603)
第32回定時総会
2013年1月29日(火曜) 午前10時
新宿区西新宿 ヒルトン東京 4階 「菊」 (菊葉/菊華)
最寄駅からの道案内: なし
金城の出席状況: 6年ぶり2回目
議決権を有する株主数: 7,731名
開会時点の出席人数: 座席数約240の4割くらい
フリードリンク: 控室でコーヒー、紅茶、オレンジジュース
とお水
総会の前: 控室にパンフレット備え付け、ポスター掲示
ご旅行ご相談コーナー開設、PRビデオ上映
事業報告: スライド、ナレーション使用
発言者: 14名
所要時間: 1時間39分
お土産(後渡し、開会前退出時入手可):
ヒルトン東京のバナナブレッド
格安航空券最大手。2012年10月期は2年連続の増収増益増配。
--連結子会社クルーズプラネットのの業績は?
「長崎・上海間でローコスト・クルージングを行っているが8月以降中国人乗客が大幅に減りいまだに改善されていないため、今月船を外国の運営者に裸用船に出すことにした。従って大きな損失を出す恐れはなくなったが、決して外国航路事業をやめるわけではなく、今後もいろいろな企画を考えている」
--1兆円企業になるつもりはあるのか。
「社内目標としては4~5年以内に1兆円企業になることを目指している。逆にいえばそれぐらいでないと競争に勝ち抜けない」
--世界の旅行会社の売上はどのくらいか。
「全世界の旅行需要は200兆円、うち旅行会社の取り扱い分は80~100兆円といわれている」
--国内・海外の売上高比率と今後の目標は?
「前期の経常利益134億のうち4分の1が海外だが、国内を超すべく努力している」
--株主優待はもう少し株主の喜ぶような内容にできないか。
「まだまだ改善の余地はあるかもしれないが、3年前に有効期限を半年から1年に、優待券1枚を2,000円から1,000円に、使用可能な限度を30,000円以上から15,000円以上にし、関連会社でも使えるように改善した。さらに今回はハウステンボスの500円割引券もつけた」
--業績向上のためには外国へ旅行客を送り出すだけではなく、いかにして外国人旅行客を呼び込むかが大切だ。
「昨年から連結対象になったジャパンホリデートラベルは中国内での訪日客取り扱いナンバーワン企業だ。残念ながら現在は不振だが将来は期待できる。ハウステンボスを大きく伸ばすためにも韓国、中国、東南アジアからの集客が必要だ」
--単体の3分の1もの資産規模を持つ九州産交を買収したがその目的は?
「10年来32%の株を持ち代表取締役も当社から派遣していたので事業の中身は十分掌握している。ハウステンボスが好調に推移しており、事業シナジーも期待できる。直近の業績も売上250億、利益10億程度で安定している」
--大手旅行会社と比較した当社の特色は?
「もともと海外旅行、海外航空券のHISであったが、取り扱いのほとんどが個人旅行で海外旅行の取扱は業界トップだ。他社は法人客、団体旅行が半分程度である」
--日本の旅行会社がハワイでトロリーバスを運行しているが、当社はJTBに負けている。
「12月に調査したところ当社の台数はJTBより2台少ないことが分かったので、今月から2台増やして同じにした
--ハードワークで人を使い捨てているという評判がある。業績好調なのだから従業員にも報いたらどうか。
「業績向上分の配分にあたっては、内部留保、株主還元、従業員への分配を考慮している。現在平均勤続年数は7年だが、年々伸び離職率は減っており、着実に改善しているものと自負している」
久しぶりの出席だが、最近の流れを反映して株主懇親会はなくなっていた。
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