株式会社マルハニチロホールディングス
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13-25 芙蓉総合リース株式会社 (東証一部: 8424)
第44期定時総会
2013年6月25日(火曜) 午前10時
千代田区三崎町 ニチレイビル 11階 当社会議室
最寄駅からの道案内: なし(水道橋駅)
金城の出席状況: 初めて
議決権を有する株主数: 11,433名
開会時点の出席人数: 座席数約260の4割くらい
フリードリンク: なし
事業報告: 社長(大筋で報告書朗読)
発言者: 3名
所要時間: 45分
お土産(後渡し、開会前退出時入手可):
高崎市ガトーフェスタハラダの菓子折(ラスク)
みずほ系リース会社のひとつ。2013年3月期は売上高が過去最高を更新したが、新リース会計基準適用による利益前倒し効果の一巡や営業資産利回りの低下等により減益。連続増配は継続。
--他のリース会社に比べて知名度が低いのではないか。
「この点に関しては極めて強い問題意識を持っている。そもそも業界自体企業取引中心のため個人にはあまり知られていない。
当社のブランド戦略として最近初めて社名のロゴを作成した」
--海外取引のシェアが少ないのではないか。
「日本企業の海外進出を手助けするのが目的で米国、香港、中国、アイルランドに有人の拠点を置き、拠点のない国ともクロスボーダーで取引している。拠点を出せばそれなりのメリットはあるが、費用との兼ね合いで収益性を見極めた上で進出している。
拠点設置ではなく、地場の同業者と提携することで効果を上げる方法もある」
--配当に対する考え方を聞きたい。
「基本方針は株主資本の充実、財務内容の強化を図りつつ、長期安定配当を継続するというものだが、上場以来継続している増配は何とか続けていきたい。今期(14年3月期)の配当も据置と公表しているが、連続増配にはこだわりたい」
--消費税引き上げのリース業界に与える影響は?
「前回増税時の経験から大きな影響はないものと考える。むしろ増税前の駆け込みでプラスの効果が期待できるのではないか」
会場内は飲食禁止で、持参したペットボトルの飲料を飲んでiいた株主が注意を受けた。閉会後のエレベーターの混雑も問題。
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13-24 バンダイナムコホールディングス株式会社
(東証一部: 7832)
第8回定時総会
2013年6月24日(月曜) 午前10時
港区高輪 グランドプリンスホテル新高輪「飛天」
最寄駅からの道案内: なし(高輪台駅A4出口)
金城の出席状況: 初めて
議決権を有する株主数: 39,422名
開会時点の出席人数: 座席数約1,800の7割くらい
フリードリンク: ロビーで紙コップの冷水、ウーロン茶
オレンジジュース
入り口で冷たいおしぼりサービス
事業報告: 映像、ナレーション使用(報告書朗読)
総会の後: ロビーで商品・サービスの展示・体験会
発言者: 23名
所要時間: 1時間52分
お土産(後渡し、開会前退出時入手可):
浅草花やしき 1日フリーパス引換券(2名分)
クレーンゲーム1回無料券 2枚
保冷弁当袋
キュアラビーズ付き入浴剤
リースインポンプシャンプー
玩具、ゲームソフト、アミューズメント施設などの総合娯楽事業。2013年3月期は3年連続の増収増益で増配。ただし部門別ではコンテンツ事業の好調に支えられ、トイホビー、アミューズメント施設、その他の各部門はいずれも減収減益。
--今期(14年3月期)の減収減益予想は保守的に過ぎるのではないか。
「5~10年後のさらなる成長を期待してコンテンツや戦略商品の技術研究に積極的投資を行うためである」
--覆面調査の会社を利用していると思うが、この種の調査会社は小遣い稼ぎ感覚のいい加減な調査員を使っているところが多く、調査結果は信用できない。
「現在の会社は2年前から使っているが、そのようなことはないと思っている。イオン・グループなど各流通業もすべて覆面調査を行っており、それらの結果も提供を受けて参考にしている」
--将棋ソフトとプロ棋士の対決番組のスポンサーになったらどうか。
「検討させていただきたい」
--少子化で玩具業界は大変だというが、高齢者がデイサービス施設で遊べ、脳が活性化されるようなゲームを考案したらどうか。
「グループ企業がデイサービス施設を2か所展開している」
--前期は3回も業績の上方修正を行った。月次の成績を公表せよ。
「ゲームは分岐点を越すと一気に利益が増えたりする。新キャラクター登場による波も大きく、情報発信は行うが計数的には難しい。個人投資家向け説明会を積極的に行っているので,機会があれば参加してほしい」
--アジア方面では不正コピーが横行している。これも一種の種まきでビジネスチャンスと考えているのか。
「長年のゆゆしき問題だ。正しい映像を流すなど毅然とした態度で臨んでいる。最近中国の広州に本物と偽物の見分け方を展示するショールームを開設したが評判がよい。今後こういう試みも進めていくつもりだ」
--おもちゃの画期的な新商品が出ていないのではないか。
「社内では常に開発を進めている。おもちゃショーでは7部門中6部門で入賞、うち2部門が大賞であった」
--技術畑の役員候補が少ないのではないか。
「決して少なくない。当社グループは国籍、男女による区別を一切せず、グループ全体で50%が女性、40%が外人だ。いずれこうした人々がこの壇上に並ぶ日も近いと思う」
--米国子会社 NAMCO BANDAI Holdings (USA) Inc. は資本金が10米ドルしかないが。
「デラウエア州法の最低資本金で、会社の規模とは関係ない。
米国の当社グループ各社を統括している」
お土産のうち花やしきのフリーパスとクレーンゲーム券は総会出席票裏面。体験会には役員も出席して懇談。
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13-23 森トラスト総合リート投資法人
(東証不動産投資信託市場: 8961)
第11回総会
2013年6月21日(金曜) 午前10時
品川区北品川 御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京
地下1階 宴会場「左近の間」
最寄駅からの道案内: なし
品川駅ーホテルラフォーレ間シャトルバス利用可
他に品川ーホテル間総会出席者専用無料バスも運行
金城の出席状況: 4回目
議決権を有する株主数: 9,816名(前回比+99名)
開会時点の出席人数: 44名(うち女性9名)
フリードリンク: 会場入り口でクリスタルガイザー500ml配布
休憩時間に会場内で紙コップのコーヒー
総会の後: 休憩約15分の後同一会場で運用状況報告会
発言者: 総会 なし
報告会 2名
所要時間: 総会22分(前回比△32分)
報告会 約1時間
お土産(先渡し): ホテルラフォーレ東京の菓子折(洋菓子)
森トラストがスポンサーのREIT。2013年3月期は三田MTビルからの主要テナント退去で減益のところ、大阪丸紅ビル固定資産受贈益の特殊要因があって増益を維持。
--最近新投資口の発行で値下がりしたREITがあるが。
「当法人はミニバブルの時期にまったく物件を購入しなかったが、最近不動産市況の先行き判断から全額借入で新規物件の取得を行った。そのためLTVが基準値50%を超過しており、いずれ新投資口の発行か物件売却等を行う必要がある。単純に新投資口を発行すると一口あたり分配金は減少する計算だが、三田MTビルのオフィス部分がまったく空室のままでも、今期、来期と丸紅大阪関係の特殊要因を除けば増益予想であり、問題ない。目先の分配金を増やすために利回りの高い物件を購入する方法もあるが、こうした物件は得てしてよくない場所の危ない物件であるので、思い切っていいものを買っている」
報告会では主としては圏央道相模原ICの開設を控え、神奈川県内リニア新幹線駅の有力候補でもある橋本の商業施設や、渋谷の大型商業ビルなど最近新たに取得した物件について説明があった。
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13-22 東京センチュリーリース株式会社
(東証一部: 8439)
第44回定時総会
2013年6月20日(木曜) 午前10時
千代田区神田練塀町 富士ソフトビル5階 アキバホール
最寄駅からの道案内: 要所に案内係を配置(JR秋葉原駅)
金城の出席状況: 2年連続3回目
議決権を有する株主数: 11,337名(前年比△117名)
開会時点の出席人数: 座席数約180の8割くらい
フリードリンク: なし
総会の前: PRビデオ上映
事業報告: 事業の経過および成果
スライド、ナレーション使用(報告書朗読)
対処すべき課題 社長(報告書朗読)
発言者: 6名(前年比△2名)
所要時間: 1時間8分(前年比△13分)
お土産(後渡し、開会前退出時入手可):
資生堂パーラーの菓子折(焼菓子)
純米大吟醸 スパークリング奥の松 290ml
みずほFG系。2013年3月期は減収増益で増配。
--みずほ系リース会社3社が持ち株会社を作って統合する考えはないか。
「考え方としてはあるかもしれないが、それぞれ上場会社なので現実には難しいと思う」
--みずほ以外のメガバンクへの借入分散を考えないか。
「直接・間接合わせて2兆円のうち10%がみずほからの借入で、相対的にそれほど片寄ってはいないと思う。最近は地方銀行、系統金融機関などが低利で資金を提供しようという意欲が強い」
--傘下のオートリース2社の合併を計画しているそうだが。
「100%子会社と50%子会社(NTTと折半出資)の合併である。両社合わせて40~43万台、レンタカーなどを加えると全部で50万台程度になり、業界トップ(現在オリックスの60万台)を狙える地位になる。参入障壁もあり、魅力的な業界だ」
--消費税増税時の影響は?
「個人消費には少なからず影響があるだろうが、当社の顧客はほぼ100%法人なので、増税による景気停滞の影響以外は限定的と考えている」
--金利急上昇のリスクをどう考えるか。
「きわめて重要な問題であるが、基本的に当社の営業資産は期間4~5年、つまり平均残存期間2年ほどということで、ある意味では短期間で回転していることになる。アベノミクスで長期金利は上がるだろうが、日本経済が発展期ではないので、現実に短期金利は上がりにくいとみている。調達短期、運用長期のリース会社にとってはよい状態だ」
--配当方針を聞きたい。
「配当性向は当期利益の20%を目安にしているが実績は18%程度である。借入が多い会社であるので、自己資本を積み上げ、格付UP、金利DOWNを図る必要がある。合併後短期間に配当を倍増させたことを評価してほしい。収益の増加が想定より早いために配当が追いつかない面もある。これでも同業他社と比較すれば高い方だ。中長期的には増配していくので長い目で見てほしい」
--為替変動の影響は?
「基本的に為替変動リスクを直接取らない方針だが、決算上は円安の方がプラスである」
会場はトイレの位置が遠いのが難だが、階段教室スタイルで役員の顔もよく見え、全席テーブル、コンセント付のよいホール。しかし合併後の当社総会にはやや手ぜまで、開会直後に完全に満席となり、補助椅子を運び込む始末。用意したお土産も足りなくなり、一部は後日送付となった。
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13-21 株式会社小松製作所 (東証一部: 6301)
第144回定時総会
2013年6月19日(水曜) 午前10時
江東区有明 東京国際展示場(東京ビッグサイト)
西展示場「西1ホール」
最寄駅からの道案内: 要所に案内係を配置
(りんかい線国際展示場駅、ゆりかもめ国際展示場正門駅)
金城の出席状況: 2年連続4回目
議決権を有する株主数: 229,868名(前年比+501名)
開会時点の出席人数: 座席数約2,200の5割くらい
フリードリンク: ドリンクコーナーで紙コップのウーロン茶、
オレンジジュース
総会の前: PRビデオ上映
株主様休憩所にぬりえコンテスト入賞作品展示
事業報告: 事業の経過とその成果 映像、ナレーション使用
対処すべき課題 社長(映像併用)
総会の後: 退任した前社長のあいさつ
展示の場公開
(入場時サンドイッチと紙パックの紅茶飲料配布)
発言者: 7名(前年比△1名)
所要時間: 1時間47分(前年比△17分)
お土産(先渡し): コマツロゴ入り消せる3色ボールペン
(ケンケンキッキデザイン箱入り )1本
建機国内最大手。2013年3月期は米国、日本向けなどが好調だったが、中国向けが大きく減少、全体で減収減益。しかし増配。
--雲仙普賢岳の災害復旧に当社の重機が使われなかったのはなぜか。
「使われておりました」
なんで今頃そんな古い話を。
--新任取締役候補に持ち株0の人がいるのは株主として納得できない。
「社外役員は独立役員であるので特に当社株所有を条件としていない。社内から昇格する候補はすべて持ち株がある」
ーー最近話題になっているタックスヘイブンや移転価格に対する考え方は。
「そういう考えは一切持っていない。事業を行っている地域で正しく納税する」
--生産基地の配置をどう考えているか。
「国内14、海外26、合計50の工場があるが、車体の需要がある地域で生産、組み立てをするのが基本で、一番最近建てたのがロシアの工場である。開発機能を持つ工場は日本が中心だが、海外にもある。キーコンポーネントは商品の競争力を強め、技術の流出を防ぐため原則として、日本で生産する」
--タイの工場からは世界各地へ輸出しているようだが?
「設立当時タイの需要は大きかったが、その後アジア経済危機などの影響で縮小したためグローバル生産基地として活用している。世界中まったく同じ図面で作っているからそういうことが可能になる」
--先日日本経済新聞に全面広告を出したが、一般消費者向けの企業ではないのに必要か。
「新聞以外、雑誌、TVなどにも展開している。当社の事業を紹介することで、優秀な人材を集めることができる」
--取締役に女性を起用するというのが政府の基本方針ではないのか。
「女性管理職は現在50名、執行役員クラスも2名いるので将来育ってくるものと思う。日本の製造業全体の問題だが、現場があるので女性社員の比率は低く、当社は10.2%、間接部門だけだと15%くらいで年々上がってきている。最近は溶接、組み立てなどの現場にも女性を入れている」
これまで配当性向を20%とし、40%を上回らない限り減配はしないとしていたのを、新中期計画でそれぞれ30%、50%に引き上げると発表された。
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13-20 日東工器株式会社 (東証一部: 6151)
第57回定時総会
2013年6月13日(火曜) 午前10時
太田区仲池上 当社本社1階 大会議室
最寄駅からの道案内: 要所に案内係を配置(西馬込駅南口)
金城の出席状況: 2年連続2回目
議決権を有する株主数: 9,782名(前年比+476名)
開会時点の出席人数:
103名(前年比+27名、うち女性31名)
フリードリンク: なし
総会の前: 風景のビデオ上映
ショールームで製品の展示説明
事業報告: 社長(報告書朗読)
ナレーター(スライド併用)
総会の後: ショールームで製品展示説明継続と懇親会
コーヒー、紅茶、ウーロン茶、オレンジジュースと
お菓子
懇親会混雑度評価: C(3段階で最悪)
発言者: 5名(前年比+5名)
所要時間: 50分(前年比+18分)
お土産(後渡し):
西馬込 MAISON DE PETIT FOUR の菓子折(焼菓子)
流体継ぎ手最大手。2013年3月期は増収、経常減益に対して純利益は大幅増加。これはタイ工場の水害被害とその保険金受領によるもの。増配。
--タイ工場の現状は?
「リニアポンプとカプラーの2工場があり、従業員数はそれぞれ100名弱であったが4月に統合、建物にも洪水対策を施し、合わせて従業員160名程度になった」
--海外進出の基準は?
「タイ、韓国、オーストラリア、イギリスの4が国だが基本的には消費地に近いというのが基準だ。もちろんカントリーリスクの高いようなところは避けている」
--配当性向をもっと引き上げる考えはないか。
「当期純利益の30%と考えている。実際には12年3月期が52.1%、13年3月期が24.8%だが、これはタイ洪水関係の特殊要因を除いているからである」
--第2位の大株主ステートストリートバンクアンドトラストカンパニーとはどんな会社か。
「企業価値を認めて長期投資をする海外機関投資家である」
--執行役員を置く考えはないのか。
「以前執行役員制度を設けた時期もあったが、当社には合わないので廃止した。大きな問題はないのでこの形でやらしてほしい」
懇親会は食事なしの茶菓のみで昨年は混雑度良好であったが、株主数ひいては出席者数の増加に対する配慮が足りなかったようだ。
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13-19 リコーリース株式会社 (東証一部: 8566)
第37回定時総会
2013年6月14日(金曜) 午前10時
港区海岸 ニューピア竹芝ノースタワー1階 ニューピアホール
最寄駅からの道案内: 要所に案内係を配置(JR浜松町駅北口)
金城の出席状況: 2年ぶり3回目
議決権を有する株主数: 17,407名
開会時点の出席人数: 座席数約400の4割くらい
フリードリンク: ロビーで紙コップのお水
総会の前: PRビデオ上映
事業報告: 事業の状況 映像、ナレーション使用
対処すべき課題 社長
発言者: 12名
所要時間: 1時間18分
お土産(後渡し、開会前退出時入手可):
ホテルオークラの菓子折(リーフパイ)
リコー系のリース会社。2013年3月期は増収増益で増配。
--今期(14年3月期)が増収減益予想である理由は?
「前期実績にリース会計基準の変更に伴う利益3億、貸倒引当金の戻し入れ13億の特殊要因が含まれているためである」
--医療機器分野に注力し、過去最高の成績を収めたそうだが、どのような戦略をとっているのか。
「医療機器の販売会社とタイアップし、首都圏、関西圏には医療機器専門の組織を設け、新規開業の医院に対するコンサルティングを行っている。メイン市場はクリニックだが中規模の病院にまで対象範囲を拡大しつつあり、この戦略は正しいので今後も継続していく方針」
--配当性向が低いのではないか。株主還元についてどう考えているか。
「中長期的に安定した株主還元が基本方針である。最近の株価、為替のように乱高下するのは好ましくない。リース会社は低コストで、有利な資金調達を行う必要があり、そのためには高い格付と強固な財務体質が必要である」
--アベノミクスの第2弾にリースを使って投資をやりやすくするというのがあったが.............。
「1~3月の設備投資は下げ幅が小さくなったとはいえ、まだマイナスであるが、今後は上昇に転じるのではないか。国の政策は歓迎するが、環境、介護など自らできることをしっかりやっていく必要がある」
--事故率が上がっているがこれは構造的な問題か。
「前期は0.05%上がって、0.37%になった。この水準自体は非常に低いものだが、悪化したのは金融円滑化法の影響だ。
同法が終了したからといってすぐには態度を変えるなという指導も受けているので、この傾向はしばらく変わらないであろう」
--業績予想のブレはどのくらいか。
「前期はほとんどかい離がなく、予想どおり。リースは過去の資産残高から売上、利益が発生するので、メーカーや商社などと比べると予想の精度が高い」
--取締役候補がひとりを除いて全員親会社出身だ。もっと生え抜き、女性、社外からの起用を考えたらどうか。
「同感である。今後はそのような方向に向かっていきたい。社外役員も株主価値を高めるのに必要ならば考える。なお現在監査役としては社外から弁護士が1名入っている」
一昨年大震災後の混乱期にあえて継続した株主懇談会は昨年から中止。
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13-18 トラスコ中山株式会社 (東証一部: 9830)
第50期定時総会
2013年6月7日(金曜) 午前10時
東京会場: 千代田区紀尾井町 ホテルニューオータニ
ザ・メイン宴会場階「芙蓉の間」
別に大阪会場: 大阪市中央区難波 スイスホテル南海大阪
8階「浪華(なにわ)の間」
大阪がメイン会場で、役員は両会場に分かれて出席
最寄駅からの道案内: 要所に案内係を配置(永田町駅)
係員が持つ案内板に会場までの所要時間を表示したのはよい
金城の出席状況: 2年ぶり2回目
議決権を有する株主数: 16,222名
出席人数: 1,134名(両会場合計、会社側発表)
フリードリンク: ドリンクコーナーでホット、アイスコーヒー
(会場内持ち込み可)
各座席に海洋深層水Miuのボトル(500ml)
総会の前: PRビデオ上映
(TVCM、同社を取り上げたTV番組など)
ロビーでPB商品と株主優待品の展示
事業報告: 事業の経過 社長(スライド併用)
TVCM上映(開会前上映分再映)
第50期トピックス(スライド)上映
対処すべき課題 各担当役員(スライド併用)
総会の後: 同一会場で各部長による本事業年度の抱負発表
人材育成プログラムに関するスライド上映
発言者: 10名
所要時間: 2時間1分
お土産(先渡し):
サイドカットマスク(フリーサイズ) 50枚入
スーパーマイクロファイバーウエス
耳栓 2個
乾電池 単3、単4 各4本
ボールペン 1本
機械工具専門商社。2013年3月期は売上微増ながらネット販売は急拡大。経常利益はほぼ横ばいだったが、資産除却損の減少で純利益は大幅増加。ただ期中2回の業績下方修正を余儀なくされ、当初予想した過去最高益の更新はならず。増配。
--円安で仕入れ先からの値上げ要求があるのではないか。
「すでに一部値上げの要請が来ているが、基本的にはお受けして価格に転嫁する方針だ。当社の取り扱いは小口の消耗品が多いので値上げが通りやすいし、在庫を十分持つ主義なので、しばらくの間は旧価格で出荷できる」
--地震の際のバックアップ体制は?
「現在データセンターは大阪本社の3階にあるが、バックアップ体制だけで年5~6億の費用が掛かのにで、新東京本社では上層の5階に上げ、変電所を2系統にすることで一本化する」
--PB商品である台車のTVCMはパンチが足りない。
「現在ガイヤの夜明けとカンブリア宮殿のスポンサーとして1億4,000万円支払っており、CM放映後それまで3,000台だった売上が1万台になったので、それなりの効果はあったと思う」
--役員報酬は開示しないのか。
「最近の個人情報防衛の流れの中で収入は最高の個人情報ではないか」
--当社は優秀な女性を多数採用していると思うが、女性役員が登場しないのはなぜか。
「20年近く前に女性の役員を作ろうと考え、15年前から短時間勤務正社員制度も作ったが、結果としてまだ部長も出ていない。7~8年前から新入社員の半数以上女性を採用し、男女区別なしに同じ仕事を与えているが、一時3名いた女性支店長も今はいない。もうしばらく時間がほしい」
--総会早期開催のためどのような工夫をしているのか。
「会社の販売、仕入はあまり複雑ではなく、月次決算も行っているのでそれほど大変ではない。むしろ集中日に総会を開いている会社の方がわざと遅らせているのではないか」
--最近PB商品はアイテム数が増えているのに売上額構成比率が下がっているがなぜか。
「全体の売上が伸びているので構成比率としては下がっている」
定款変更(本社の東京移転と12月への決算期変更)を可決。
来年から東京がメイン会場となる。
総会集中日を避けて早期に開催、形式的な棒読みでない詳細な事業報告、質疑が出尽くすのを待って採決、採決前に議決権行使書事前提出分の賛否実数公表などの総会運営は評価できる。これ以上欲をいえば週末開催くらいか。新入社員に総会を見学させたのもユニーク。
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13-17 株式会社ドトール・日レスホールディングス
(東証一部: 3087)
第6期定時総会
2013年5月29日(水曜) 午前10時
渋谷区桜丘町 セルリアンタワー東急ホテル
地下2階 ボールルーム
最寄駅からの道案内: なし
金城の出席状況: 2年連続3回目
議決権を有する株主数: 46,828名(前年比+2,743名)
開会時点の出席人数: 座席数約1,700がほぼ満席で
第2~4会場も準備
フリードリンク: ロビーでお冷や(お土産にもらったカフェ・
オ・レを飲んでいる人が多かった)
事業報告: 社長(スライド併用、大筋で報告書朗読)
発言者: 13名(前年比△2名)
所要時間: 1時間15分(前回比△13分)
お土産(先渡し):
東京ぼーの(チーズスティックケーキ) 5本入り
カップ入り カフェ・オ・レ 300ml
洋麺屋 五右衛門 500円割引券 2枚
2013年2月期は増収増益。資産除去債務関連の特別損失がなくなったため純利益の伸びが特に大きかった。配当据置。
--洋麺屋五右衛門のメニューはバラティーがあってよいが、他社比価格が高くて割引券がないと利用しにくい。
「パスタ、オリーブオイルをイタリアから輸入するなど、高級な食材を使って牛丼屋などとの価格競争に巻き込まれないようにしている」
--レストラン事業、卸売事業に比べてカフェ事業の利益率が見劣りするが.....。
「ドトールコーヒーは一部フランチャイズ制を採用しているからである」
--電気料金が値上がりしているが、ソーラーパネル導入の現状と今後の計画は?
「実験的に数か店で導入しているが、まだ事業性は乏しい」
--ドトールのパンとコーヒーはおいしいが、ケーキは今ひとつだ。取締役が全員男性だからだと思う。甘いものはやはり女性でないと。
「当社グループのケーキを製造している子会社D&Nインターナショナルには2名の女性役員がいる」
--たばこは殺人だ。屋内は完全禁煙にするのが常識である。
当社はJTが大株主だからできないのか。
「たばこを吸うお客様にも吸わないお客様にも快適に過ごしていただくのが当社の方針で、JTが大株主であるかどうかは関係ない。改装店では完全分煙を進めており、分煙できない小型店は全面禁煙にしている」
事業報告では経過および成果部分の報告書を朗読した後、今後の計画について社長自身の言葉でかなり詳しく説明したのは評価できる。内容としては、海外進出に力を入れている印象を受けた。
2名の新役員候補がJALと外務省の出身であるのもその一環であるらしい。
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