13-21 株式会社小松製作所
13-21 株式会社小松製作所 (東証一部: 6301)
第144回定時総会
2013年6月19日(水曜) 午前10時
江東区有明 東京国際展示場(東京ビッグサイト)
西展示場「西1ホール」
最寄駅からの道案内: 要所に案内係を配置
(りんかい線国際展示場駅、ゆりかもめ国際展示場正門駅)
金城の出席状況: 2年連続4回目
議決権を有する株主数: 229,868名(前年比+501名)
開会時点の出席人数: 座席数約2,200の5割くらい
フリードリンク: ドリンクコーナーで紙コップのウーロン茶、
オレンジジュース
総会の前: PRビデオ上映
株主様休憩所にぬりえコンテスト入賞作品展示
事業報告: 事業の経過とその成果 映像、ナレーション使用
対処すべき課題 社長(映像併用)
総会の後: 退任した前社長のあいさつ
展示の場公開
(入場時サンドイッチと紙パックの紅茶飲料配布)
発言者: 7名(前年比△1名)
所要時間: 1時間47分(前年比△17分)
お土産(先渡し): コマツロゴ入り消せる3色ボールペン
(ケンケンキッキデザイン箱入り )1本
建機国内最大手。2013年3月期は米国、日本向けなどが好調だったが、中国向けが大きく減少、全体で減収減益。しかし増配。
--雲仙普賢岳の災害復旧に当社の重機が使われなかったのはなぜか。
「使われておりました」
なんで今頃そんな古い話を。
--新任取締役候補に持ち株0の人がいるのは株主として納得できない。
「社外役員は独立役員であるので特に当社株所有を条件としていない。社内から昇格する候補はすべて持ち株がある」
ーー最近話題になっているタックスヘイブンや移転価格に対する考え方は。
「そういう考えは一切持っていない。事業を行っている地域で正しく納税する」
--生産基地の配置をどう考えているか。
「国内14、海外26、合計50の工場があるが、車体の需要がある地域で生産、組み立てをするのが基本で、一番最近建てたのがロシアの工場である。開発機能を持つ工場は日本が中心だが、海外にもある。キーコンポーネントは商品の競争力を強め、技術の流出を防ぐため原則として、日本で生産する」
--タイの工場からは世界各地へ輸出しているようだが?
「設立当時タイの需要は大きかったが、その後アジア経済危機などの影響で縮小したためグローバル生産基地として活用している。世界中まったく同じ図面で作っているからそういうことが可能になる」
--先日日本経済新聞に全面広告を出したが、一般消費者向けの企業ではないのに必要か。
「新聞以外、雑誌、TVなどにも展開している。当社の事業を紹介することで、優秀な人材を集めることができる」
--取締役に女性を起用するというのが政府の基本方針ではないのか。
「女性管理職は現在50名、執行役員クラスも2名いるので将来育ってくるものと思う。日本の製造業全体の問題だが、現場があるので女性社員の比率は低く、当社は10.2%、間接部門だけだと15%くらいで年々上がってきている。最近は溶接、組み立てなどの現場にも女性を入れている」
これまで配当性向を20%とし、40%を上回らない限り減配はしないとしていたのを、新中期計画でそれぞれ30%、50%に引き上げると発表された。
| 固定リンク
コメント