15-07 ヒューリック株式会社 (東証一部: 3003)
15-07 ヒューリック株式会社 (東証一部: 3003)
第85期定時総会
2015年3月24日(火曜) 午前10時
墨田区錦糸 東武ホテルレバント東京 4階 「錦」
最寄駅からの道案内: 総武線錦糸町駅北口に案内係
金城の出席状況: 3年連続5回目
議決権を有する株主数: 28,575名(前年比+6,758名)
開会時点の出席人数: 座席数約900の4割くらい
フリードリンク: なし
総会の前: 風景ビデオ上映
事業報告: スライド、ナレーション使用(大筋で報告書朗読)
発言者: 10名(前年比+2名) 質疑打ち切りなし
所要時間: 1時間10分(前年比+9分)
お土産(後渡し、開会前退出時入手可):
近江八幡市クラブハリエの菓子折(バームクーヘン)
みずほ系の不動産会社。2014年12月期はREIT向け物件売却もあって大幅増収増益で9年連続の増配。売上、利益のすべての項目で過去最高を更新。今後も引き続き配当性向30%を目標とする意向を表明。
--電気の買取価格が引き下げられているのに、定款を変更してエネルギー関係を新事業に加える理由は?
「二酸化炭素の削減、環境問題は重要で、日本が何もしないわけにはいかない。10年先くらいには環境に対応しない企業は淘汰されていくと考えている。太陽光だけではなく、水力や地熱も含めて考えている」
--9年連続増配といっているが、その間に1株あたり配当が減ってる時期があるではないか。
「昭栄との合併の際株式を3分割しているので実質増配になる」
--配当性向30%が目標というがいつごろ実現するのか。
「前期実績は29.8%で、すでにほぼ30%」
--IR活動が不足しているのではないか。
「私も昨年4回海外のIR説明会に出席したし、国内でも積極的に活動しているが、正直いって不動産会社の中でも名前が売れていないのは事実。分譲マンション事業をやっていないのも一因かと思うが、それでも毎年行われる電通の知名度調査では少しずつ順位が上がってきている」
--当社は賃貸中心にやってきたのに先期は物件売却が大幅に増えたのはなぜか。
「系列のREITに物件を拠出する必要があったからである」
具体的な再開発案件に関する質問があった。
(有楽町)
「ニュートーキョービルとヒューリック有楽町ビルを4月から取り壊す。まだ正式に決まってはいないが、跡地には下層階に商業施設、上層階にはゲート・シリーズの高級ホテルが入るビルを建設する予定である」
(鶴見駅前)
西友がほぼ全部を使っているビルについてはまだ地元から再開発の話が出ていないが、当社は近くに老朽化したみずほ銀行鶴見支店の建物を所有しており、一体的に再開発したいと考えている。
(品川)
「ご承知のとおり上野東京ラインの開通、新駅の開設、羽田の拡張、リニア始発駅の建設などで品川のポテンシャルは高いので他社と共同で浄水場跡地に品川シーズンテラスを建設した」
--空室率1%以下というのは大変な実績だと思うが、それを可能にした理由は?
「物件を東京に集中させていること、特にオフィスの立地は都心3区と新宿、渋谷両区の駅近にしぼっていることである」
--株価対策をどうに考えているか。
「上場後短い期間で時価総額は東急、野村を上回り、三井、三菱、住友に次ぐ業界4位になった。決して株価を意識していないということはない」
最近積極的にホテルを建設しているのに自社のホテルで総会を開かない理由は何かあるのだろうか?
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コメント
お騒がせ男Hさん意外で初めて『緊急動議』みました。
投稿: やと | 2015年3月26日 (木) 14時54分