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2015年10月30日 (金)

15-39 株式会社ティー・ワイ・オー

15-39 株式会社ティー・ワイ・オー
                (東証一部: 4358)

第34期定時総会

2015年10月28日(金曜) 午後2時

目黒区下目黒 目黒雅叙園 2階 舞扇

最寄駅からの道案内: 要所に案内係を配置
            (JR、東急、地下鉄目黒駅正面口) 

金城の出席状況: 初めて
         
議決権を有する株主数: 15,887名

開会時点の出席人数: 座席数約680の2割くらい

フリードリンク: ロビーに給水器を設置  

総会の前: 作品紹介スライド上映  

事業報告: 社長(スライド併用)

発言者: 8名(質疑打ち切りなし)

所要時間: 1時間18分

お土産: なし
     (本年より取りやめる旨招集通知に明記したほか別紙
      のお知らせも同封) 

 TVCMなど映像制作大手。代理店と制作会社の機能を合わせ持つクリエイティブ・エイジェンシーを目指す。2015年7月期は増収増益で5円配当実施(前々期は記念配当を含み6円)今期(16年7月期)は8期ぶりに売上過去最高更新を予想。

 --毎年ゴルフ会員権評価損を計上しているが何故か。

 「毎期末に法人として所有しているゴルフ会員権の評価替えをしている。接待上必要な数で、決して持ち過ぎではない」

 (社長)
 「私はゴルフやらず、酒飲まず、カラオケやらずでこの業界では非国民だが、営業上の接待は必要だ」

 --申込者から抽選で3名(3組)に本人出演のミュージックビデオを制作して贈呈する株主優待があるが、競争倍率が100倍にもなる。もう少し当選者を増やせないか。

 「1本300万円もかかるのでこれ以上は無理」

 当選した素人の株主に衣装を用意、メイクを施して、カラオケを歌わせ、ミュージック・プロモーション・ビデオ風の映像を制作、贈呈するというもの。事業報告の中でダイジェスト版の上映があり、さすがに上手くできているが、いくら抽選なら公平とはいえ、一株主にこんなに巨額の金を使うのはいかがなものか。

 --特別利益に受取保険金とあるが何か。

 「前期中に亡くなった取締役のために会社が掛けていたもので、同氏の退職慰労金等に充てる」

 --特別損失の固定資産除却損が大きすぎる。

 「都内に十数か所ある拠点のうち手狭になったオフィス3か所を移転した際の原状回復費用である」

 --業績がよいのに株価が低すぎるのではないか。

 「私もやはり今の株価は安すぎると思う。PERが10倍程度で国際的にみても、日本の平均と比較しても低い。しかし最近機関投資家の持ち株比率が10%を超えてきており、これが今後株価を上げる要因になるのではないか。個人の方に幅広く株を持っていただきたいし、株価対策としては業績をしっかり上げることと、事業領域をPRやセールスプロモーションに広げることだ」

 --インドネシアで活躍を始めたが今後の国際戦略のターゲットは?

 「地域としてはベトナム、ミャンマー、インド、タイなどでリサーチを進めている。欧米系企業ではなく、民族資本の広告会社と組む」

 --TPPが広告業界に及ぼす影響は?

 「まだ大筋合意しただけで、どうなるか分からないが、各企業が元気になってきている。今の所ムードだけだが、日本というのはムードが大事なので広告業界にはいい影響を与えると思う」
 
 定刻いきなりPRビデオ上映開始、終映後初めて役員が入場して開会。映像制作会社らしい演出かもしれないが、極めて強い違和感がある。総会ではPRビデオは他社同様開会前に流すべきだとの発言もあり、議長は「有益なご意見なので来期以降は検討する」と回答。

 今日のお騒がせ男Hは質疑応答の最中に遅れて入場。すぐに手を上げて質問、議長が「お元気ですか」と聞くと「この間ブチ込まれて」などと答える。質問内容は株主名簿の閲覧に関することのようだったが、ほとんど聞き取れず。議長は「個人情報の問題があるので、株主名簿そのものをお見せするわけにはいかない」と回答したが、Hはなおもしゃべり続けてだんだん声が大きくなる。ついに議長が「株主総会と直接関係ない質問なのでお答えするわけにはいかない。不規則発言を繰り返すと退場を命じますが、退場しますか」と聞くと自分から出ていった。議長は「来年もまたお元気でお会いしましょう」と見送る。

 閉会後に漏らした議長の感想。
 「出席者は(お土産廃止で減った)このくらいの人数がちょうどよい」

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2015年10月27日 (火)

15-38 株式会社大盛工業(東証二部: 1844)

15-38 株式会社大盛工業(東証二部: 1844)

第49回定時総会

2015年10月27日(火曜) 午前10時

荒川区東日暮里 ホテルラングルウッド 2階 孔雀の間

最寄駅からの道案内: JR、京成日暮里駅南口に案内係

金城の出席状況: 2年連続7回目

議決権を有する株主数: 14,113名

開会時点の出席人数: 61名(うち女性11名)
           前年比+29名

フリードリンク: 株主様御控室でコーヒー、紅茶、
         ジュース、ウーロン茶 

事業報告: 社長(報告書朗読)

発言者: 8名(前年比+6名) 質疑打ち切りあり

所要時間: 1時間22分(前年比+57分)

お土産(先渡): クオカード500円券 1枚
 
 上下水道施工主体の建設会社だったが、太陽光発電設備その他不動産事業に進出して再建中。2015年7月期は増収で3期連続の黒字。資本剰余金を取り崩して復配し、10株を1株に併合する議案などを提出。
  
 --1:10の株式併合を行ったからといって現在33~34円程度の株価が330~340円になるという保証はない。株式併合は必ずしも人気のある施策ではない。むしろ自社株買いを実施せよ。

 「当社株は低位株でマネーゲームの対象になり、価格が乱高下しており、株主のためにもよくない。この3年間ようやく黒字を出せるようになったが、まだ株主に満足していただけるだけの業績を上げるに至っておらず、自社株買いをするほどの当期利益は出ていない。しかし今後継続的に利益を出す自信はついたので、今回準備金を取り崩して配当を実施するよう提案した次第である」

 --日本証券新聞の株式欄では株式併合を行った会社に減資と同じ黒丸をつける。このマークを背負っているのはこの株は買うなというしるしだ。現在係争中の訴訟があり、B/Sに訴訟損失引当金440万円を計上しているが、せめてこの裁判が終結するまで併合を待つべきではないか。

 「この裁判は東京都が相手だが現在裁判所が双方の言い分を聞いている段階で、解決までにはまだ相当な時間が掛かる」

 --併合を行ってもし株価が330~340円程度になると、一部上場の建設会社で株価がそれ以下の企業が多数あるので反感を買わないか。

 「株価だけの比較ではなく、時価総額が違う」

 --併合を発表した時点で40円程度だった株価が、その後日経平均が上がっているのに33円まで下がっている。これは株主がどんどん離れていっているということではないか。

 「併合して株数が減っても持ち分比率は決して変わらないので、基本的に価値が減るものではない。今後業績の向上で株価を上げていく」

 --土木一本槍から太陽光発電、不動産に乗り出しているが、今後の事業の展開は?

 「太陽光発電はすでに何件も売却実績がある。価格は下がりつつあるが、まだある程度の利益は確保できる。現時点で詳細はいえないが、太陽光発電に代わる新しい事業もいくつか検討中だ」

 --株式併合は評判が悪い。1:10ではなくて、1:5か、1:2にしたらどうか。

 「取引所の手数料は発行株式数で決まるので、1:10にするのは手数料節約の意味もある」

 総会の会場が23区の秘境水元から→綾瀬→日暮里と次第に都心方向へ向かってきたのは正直助かる。

 昨年は珍しく議題のない総会だったが、今年は一転全部で9件の大量提出で、そのため昨年廃止したお土産のクオカードが復活。
欠席しても議決権行使書を返送したり、インターネットで議決権を行使すれば送ってくれるそうで、当社の場合お土産はあくまで有効投票を買う手段。 

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2015年10月23日 (金)

15-37 株式会社稲葉製作所 (東証一部: 3421)

15-37 株式会社稲葉製作所 (東証一部: 3421)

第68回定時総会

2015年10月23日(金曜) 午前10時

大田区池上 大田区立池上会館 2階集会室

最寄駅からの道案内: 要所に案内係を配置(池上線池上駅)
    
金城の出席状況: 8年連続9回目

議決権を有する株主数: 19,570名(前年比△5名)

開会時点の出席人数: 座席数約290の2割くらい

フリードリンク: ロビーに給湯器設置
         冷水、白湯、煎茶・麦茶(温冷)
        
総会の前: PRビデオ、CM上映       

事業報告: 社長(報告書朗読、スライド併用)

質疑応答: 文書によるもの 4件(前年比+4件)
      会場での発言 2名(前年比±0)
       質疑打ち切りなし

所要時間: 50分(前年比+11分)

お土産: なし(お土産の用意がない旨招集通知の表紙、裏表紙

        2か所に朱記する徹底ぶり)

 オフィス家具・物置大手。2015年7月期は減収減益。鋼製物置発売開始40周年記念配当実施。オフィス家具部門は増収増益だったが、鋼製物置が消費税引き上げ前の駆け込み需要の反動減を補えず不振。今期(16年7月期)については増収増益予想を発表。

 --原材料価格の動向は?

 「当社の原材料で一番ウエートの大きい鋼材は、足許の市況が中国市場の停滞もあり比較的安定している。またその他の原材料もほぼ安定的に推移してしている」

 --当社の生産管理システムとそれに関連して国際会計基準への移行について現状どうなっているか。

 「製造・販売を管理する基幹システムについては、新しいシステムを導入すべく日本総研にコンサルを依頼して業者を選定し、開発に着手した。当初は今期(8月)からの稼動を考えていたが、テストしたところ操作スピードが想定を下回ったので、今のところ2016年2月開始を予定している。国際会計基準については当社はほぼ国内生産のみで、輸出は売上の0.3%、材料の輸入は2.7%、海外投資家の持ち株比率は5%程度なので、現時点で移行の必要性は少ないと判断している」

 --1株あたり純資産額の割に株価が低い。自社株買いを期待したい。

 「今回増配を提案しているが、自社株買いも株主還元の重要な一方策だという認識は持っている。ただ当面は富岡工場建設など設備案件もあることから、慎重に対応していきたいと考えている」

 --社長と同姓の取締役候補がいるが親族か?

 (社長)
 「私の次男だが、子供だから役員にするということでは決してない。将来会社を背負って立つ優秀な人材で、取締役会で推薦をいただいている」

 --今度の水害で当社の物置は大丈夫だったか。

 「母屋が流されると物置も一緒に流されてしまう。当社の製品はどちらかというと風には強い。頑丈なので倒されても起こせばまた使える」

 --東京都の条例で災害対策として3日分の食料を備蓄することとなっているそうだが、当社は対応できているのか。

 「本社にパン,乾パン、水、毛布、ヘルメット等を備蓄するとともにその期限を管理する体制も整えている。またまだ数は少ないが各企業に当社の物置またはオフィス家具に備蓄食料を在庫してもらうように働きかけている」

 今日のお騒がせ男Hは出遅れたのか出席票番号2番。まず開会15分前ころ現れて書面をかざしながらしゃべり始める。どうやら警官の出席を認めるのはけしからんという主旨のことをいっているようだが、あいにくとPRビデオ上映中でほとんど聞き取れない。定刻直前に再登場して、議長が開会を宣言すると「会場の時計が狂っている。まだ2分前だ」などとつぶやいていたが、突然立ち上がって久しぶりに「議長~っ」と大声。場内係員5名が取り囲む。結局議長に「静粛にしないと退場を命じます」と警告され、場内からは「退場!退場!」の十字砲火を浴びて出ていった。

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2015年10月 9日 (金)

15-36 弁護士ドットコム株式会社

15-36 弁護士ドットコム株式会社
               (東証マザーズ: 6027)

臨時総会

2015年10月9日(金曜) 午前10時

千代田区平河町 東京平河町ビル1階
(TKPガーデンシティ永田町)

最寄駅からの道案内: なし(地下鉄永田町駅4番出口)

金城の出席状況: 初めて
         
議決権を有する株主数: 3,042名

開会時点の出席人数: 17名(うち女性4名)

フリードリンク: 各座席にい・ろ・は・す 285ml  

質問: 事前の質問 2件
    会場での発言 3名(質疑打ち切りなし)

所要時間: 36分 

お土産: なし 

 Webでの弁護士向け営業支援が主力。2014年12月上場。本日の議案は定款変更と取締役1名増員のみ。

 冒頭、わざわざ臨時総会を開き、定款変更(取締役の定員増)までして、社外役員1名増員を図るのは、社長が某党の公認を取り付け、来年の参議院選挙出馬の準備を進めているからだとの説明があった。当選しても退任はしないが、早期に役員を増員して、経営陣の強化を図りたいとのこと。

 --当社のホームページで問題のある弁護士2名(実名明記)が紹介されている。

 「当社ホームページへの掲載は当社と当該弁護士の契約に基づいて行っているが、規約に従って抹消することも可能だ。両氏の場合、事実が事実であれば当然制裁に値するが、まだ提訴された段階で現時点では判決が出ているわけでもないし、客観的、公的に事実とは確認されていない。懲戒処分にもなっていない。懲戒処分以前でも、懲戒請求が行われた時点で弁護士会が懲戒になる蓋然性が高いとしてマスコミに公表することがあり、そのような場合には、判決前でも削除を行う」

 --両弁護士のうちW氏は女性の依頼人に弁護士料を「体で」支払うよう求め、その後、当の女性を自分の事務所の職員として採用したり、理由もなしに一方的に解雇したりした。このような行為は女性にとって極めて危険なので紹介に付記して注意を喚起すべきではないか。

 「一般論として規約上追記は可能である。しかしW氏について提訴されたことは確認しているものの、現時点では客観的に真実であるとは確認していない」

 質問者のいっていることの真偽も不明だし、微妙な問題ではあるが、当社の態度はいささか消極的に過ぎるような気がする。すべて裁判所、弁護士会頼みで大丈夫だろうか。

 複数の株主から総会の土休日開催を求める発言があり、社長は「重く受け止める。次回の定時総会に向けて考える」と実施をコミットするかのような答弁をしたが、果たして実現するか。

 

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