16-4 株式会社キャンドゥ(東証一部: 2698)
16-4 株式会社キャンドゥ(東証一部: 2698)
第22回定時総会
2016年2月25日(木曜) 午前10時
新宿区西新宿 ハイヤットリージェンシー東京
地下1階「センチュリールーム」
最寄駅からの道案内: なし
(新宿駅西口からシャトルバス利用可)
金城の出席状況: 8年ぶり3回目
議決権を有する株主数: 47,863名
開会時点の出席人数: 座席数約650がほぼ満席で第2会場も
設営
フリードリンク: なし
総会の前: ロビーにヒット商品サンプル展示
ロビーに当社のゆるキャラ「はっ犬ワンドゥ」
事業報告: 事業の経過と成果 スライド、ナレーション使用
「お客様の声」(顧客アンケートの集計と紹介)
対処すべき課題 社長(スライド併用)
発言者: 15名(質疑打ち切りあり)
所要時間: 1時間45分
お土産(先渡し): のどしっとり4層保湿マスク 5P
フェイクグリーンテラコッタポット
手もみジューサー
マイクロファイバーフェイスタオル
ダイヤモンドパフ(鏡ガラス用汚れ落とし)
除菌ウェットティッシュ 20枚入り×2
い・ろ・は・す天然水(555ml)
お好みせんべい 120g
沖縄黒糖飴 130g
100円ショップ大手。2015年11月期は増収減益。一部上場10周年記念配当を落とす。
--当社の食料品と同じものがスーパーで100円以下で売っていることがあるが大丈夫か。
「価格が100円と決まっているのは強みでも、弱みでもあるが数としては売れている。今後とも競争力のある商品をどんどん出していく」
--前期も第19期(12年11月期)の利益を抜くことができなかった。今期(16年11月期)の業績予想はどうなっているか。
「今期予想は1月14日に公表している。売上68億、営業利益17億。増収増益を目指して頑張っている。昨年4月以降は売上も順調に伸びており、最近の円高も当社には追い風だ」
--対処すべき課題の中で「MADE IN JAPAN」の強化に取り組むといっているが、むしろミャンマーやベトナムに力を入れるべきではないか。
「100円ショップは高度成長とデフレのなかで成長し、当初はほとんどの商品が中国製だったが、その後中国製のメリットは低下してきており、運賃、関税等を考えると日本製の方が安いものも出てきている。ミャンマー、ベトナムはまだインフラが整備されていない」
--株主優待を楽しみに株を買い増してきたが制度が変わって所有株数による優待券配布枚数の追加が無くなり一律になってしまった。
「優待券はあくまで商品を知っていただくためのものであり、優待が配当に比較してアンバランスになっていたので、変更させていただいた。両者を合わせて、決して低い数字ではないと思う。
優待を楽しみにしておられた方には申し訳ないがご理解賜りたい。
最近自己株買いを発表したのも株主還元の一環だ」
その後も繰り返し高齢の株主から優待制度変更に対する不満の意向表明があり、その都度場内から拍手。
--新任の監査等委員である取締役候補者は当社の監査法人であるトーマツの出身だが、問題ないのか。
「留任する2名の方が法務、金融の専門家なので残るお一人は会計監査のプロが必要と思って選んだ。トーマツに在籍していたといっても15年以上前の話である」
--B/Sの流動資産に計上されている信託受益権とは何か。
「売上金を仕入先に支払う手形の期日まで運用しているもので年間2,300万円ほどの利益を得ている」
--前期増収なのに減益の理由は?
「既存店売上高の計画未達。消費税増税の反動による3月の売上減が想定以上に大きかった。円安の逆風と、人手不足による時給アップで販管費が増加。新規出店の経費が増加したが、前期中はまだフル稼働していないなど」
--店の仕様が日本人向け過ぎないか。訪日客の目が日用品に向いてきたこともあり、インバウンド需要への取り組みが必要ではないか。
「英語のホームページを作成した。店舗のカテゴリーサインを日英中韓の4か国語にしたほか商品名の一部にも英語表記を取り入れた。また日本製品、富士山、忍者、抹茶等を使った商品を強化している」
会場のホテルはJR、小田急、京王の新宿駅から徒歩9分とやや遠いが、丸の内線西新宿駅からなら地下道直結で6分(所要時間はいずれも招集通知に記載の数字)とさほど遠くはない。招集通知は駅前から無料バス利用を案内しているが、これは、当社がチャーターしたものではなく、毎日運行されているホテルのシャトルバスのこと。前日のキューソー流通システムを含めて、今までハイアットリージェンシーでの総会で、このバスの存在を紹介したものはなかったように思うが。
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