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2016年6月28日 (火)

16-26 マルハニチロ株式会社(東証一部: 1333)

16-26 マルハニチロ株式会社(東証一部: 1333)

第72期定時総会

2016年6月28日(火曜) 午前10時

港区芝公園 メルパルクホール

最寄駅からの道案内: なし(三田線芝公園駅A3出口)

金城の出席状況: 2年連続2回目
         
議決権を有する株主数: 78,942名(前年比△9,370名)

開会時点の出席人数: 956名(会社側発表)
               (前年比△102名)

フリードリンク: ロビーで紙パック飲料配布
         緑茶、コーヒー、オレンジジュース          
  
総会の前: PRビデオ上映
      (クロマグロ完全養殖レポートなど)

事業報告: 事業の経過およびその成果
       スライド、ナレーション使用(報告書朗読)
      対処すべき課題 
       社長(スライド併用、報告書朗読)

発言者: 17名 質疑打ち切りなし (前年比+1名)

所要時間: 2時間3分(前年比+18分)

お土産(後渡し、開会前退出時入手可):
      フィッシュソーセージ 2本入り
      さば水煮缶詰 190g
      フルティシエ ちょっと贅沢ミックス 210g
      あけぼの さけフレーク 60g
      リーフレット「世界においしいしあわせを」

 水産最大手。2016年3月期は増収経常増益。配当据置。 

 --大型いけすを使った養殖事業で、海底に残った餌の掃除はどのようなタイミングでやっているか。

 「どの程度餌を食べるのデータを持っており、それに基づいて餌を与えているほか、毎日海に潜ってどの程度食べたか見ているので、基本的に海底に食べかすが残るということはない」

 --水産物の買い付けで中国などに買い負けて苦しんでいたが、現状はどうか。

 「2012年以降買い負けが続いていたが、昨年は何とか努力して取扱高前年比102%まで戻した。今年は円高で買い付け力が増しており、以前のような現象はない。水産部門は8:1で輸入の方が輸出より多いので円高が有利である」

 --海外事業は売上に比べて営業利益が大幅に増加しているが、理由は?

 「オーストラリアのエビトロール事業とタイのペットフード缶詰生産が貢献した」

 --社外取締役候補のN氏は当社の筆頭株主大東通商の社長で、10年以上社外監査役として当社に係わっている。こういう人物が社外取締役といえるのか。

 「大東通商と当社の間にはほとんど取引がなく東京証券取引所の社外取締役基準を満たしている」

 --壇上に女性が見当たらない。女性の活用を考えよ。

 「女性の社会的進出の環境を作るのが各企業の課題である。当社の女性社員比率は18.3%、平均勤続年数は14.5年だが、管理職比率は3.6%で業界平均の4.8%より低い。壇上へ上がるには管理職養成が必要で、そのためにまずその一歩手前の課長代理を増やすプランを立てていいる」

 --機能性表示食品に力を入れているそうだが、田舎に住んでいるとなかなか店頭に見当たらない。

 「2015年4月に始まった事業者の責任で表示できる制度である。当社は中性脂肪と情報記憶の2点で機能性を謳っており、今日現在11品目完成、うち6品目が販売中、7月からさらに3品目追加する。できるだけ多くの店に置く必要があり、今日現在2,500店舗だが、8,000店を目標にしている。先週全国紙に全面広告も出した」

--TPPの影響は?

 「最終的な行方は分からないが、基本的には輸入関税がゼロになる。水産物の輸入関税はもともと低いので影響は大きくなく、むしろ輸出に期待している。畜産物の関税は大幅に下がるので、ビジネスチャンスだが、水産物との競合が激しくなる恐れもある」

 --チルド部門の販売不振の原因は?

 「牛肉ソーゼージとデザートカップ(ゼリー等)が不振だが、原料値上がりが共通の理由である。競合他社との関係で、なかなか製品値上げが通らなかった。今年はかなり円高になったので、これを利用して商品開発とコスト削減を図りたい」

 --今日の総会はサクラの掛け声が多すぎる。議長が信頼されていないなら即刻辞めろ。

 「本日、従業員株主が参加しているか分からないが、私としては常に開かれた総会を目指している」

 これ以後「サクラ」氏完全沈黙。

 --5年~10年経った缶詰は食べても大丈夫か。

 「缶詰はナポレオン時代にフランスで保存食として発明され、本来缶が傷つかない限りいつまでも食べられるもので、250年前の缶詰を食べた例もあるが、できるだけおいしく食べられる賞味期限の3年以内に食べてローテーションしてほしい」

 --取締役の人数が15人から10人に減る理由は?

 「コーポレート・ガバナンス・コードに従って監督と執行役を分けたためで、取締役10人、執行役員3名の合計13名になる」

 -- 借入金が多すぎる。金利が上昇したら収益を圧迫する。

 「たな卸資産の圧縮、仕入れ債務の回転日数短縮に取り組み、昨年はたな卸資産を56億減らして、借入金2,814億を82億減らし、支払利息も25億から2億減らした」

 -完全養殖クロマグロの死亡率と、養殖にかかるコストは?

 「稚魚10万尾のうち生き残るのは1万尾(10%)程度で、それをいけすに入れた後成長するまでの生存率は85~90%である。1キロのマグロが成長するまでに15キロ程度の餌を食べ、3,000円から3,500円で売れるクロマグロの当社コストは2,200~2,500円程度である。他社の実績である2,800~3,000円を下回っている。

 子会社の農薬混入事件に関する質問が依然として多かった。

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