2018年12月11日 (火)

番外編 その8

業績報告会

 総会終了後、別途、事業説明会、経営近況報告会などと題して企業の業績や将来計画などについての説明が行われることがある。
特に総会で事業報告を行わないREITでは、ほとんどの場合投資法人に代わって資産運用会社のトップによる説明がある。

 説明会では、資料が配布されたりして内容も分かりやすく、総会より活発に質疑応答が行われる場合もある。

 説明会を開く会社は基本的に情報開示に積極的として評価できると思うが、ごく一部にこれを悪用する企業もあるので注意を要する。つまり総会で業況に関する質問、特に業績不振を追及する発言があると、それは説明会マターだとして回答を拒み、質疑応答を議案に直接関係する内容のみに限定して、とにかく一刻も早く総会を終了させようとするのである。

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2018年4月30日 (月)

総会家金城 番外編 その4 開会時刻

総会家金城 番外編 その4 開会時刻

 総会は10時開会(受付開始は9時または9時半)が圧倒的に多い。準備の社員はあまり早出しなくてもいいし、出席者は大体通勤ラッシュが過ぎた後に家を出ても間に合う。2時間ほど議論するとそろそろ昼食時間になり、質疑を打ち切って採決へ持っていっても異論が出にくいといいことずくめ。それ以外では11時から夕刻までの開会というのが若干あるが、さすがに10時より前や5時以降というのはほとんどない。

 ところで日本はよく鉄道のダイヤが世界一正確だといわれるし、百貨店では時報と同時に入口を開けて店員が「いらっしゃいませ」と頭を下げるなど、時間を守ることに関しては極めてシビアな国だが、総会も負けてはいない。ほとんどの場合、事務方が時計の秒針をにらんでいて「ただ今定刻になりました。社長(または会長)よろしくお願いします」と声を掛けるのを合図に始まる。金城の経験では、悪天候や交通渋滞などのためあらかじめ10分か15分程度開会を遅らせたことはあっても、なんとなくぐずぐずして定刻より数分遅れて始まるなどということはほとんどなかった。

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2005年12月 4日 (日)

サイゼリア (東証一部: 7581)

株式会社サイゼリア (東証一部: 7581) 欠席

11月29日(火) 午前10時

野田東武ホテル 「ベルアンジュ」
2F イーリス
  
 千代田インテグレと重複するため出席できなかったが、個人株主数の急増に伴い株主優待費用を引当金計上したため減益となったサイゼリアの総会はどんな按配であったか気に掛かる。

 とにかく世は大変な株主優待ブームである。機関投資家にとって不利益であるとか、外人株主はどうなるとかいわれながらも、その勢いはとどまるところを知らない。バブル期などには「優待、配当なんて鼻くそみたいなもの、株は値上がり益一本」なんてムードもあったのに、いまや証券マンが株主優待リストを抱えて顧客回りをする時代である。優待制度を持たない企業の総会やIR説明会では必ずといっていいくらい「どうして優待制度がないのか」と質問(時として詰問)する人が出る始末だ。

 確かに個人株主にとってユータイはオイシイ。だからその廃止/縮小の動きに激しく抵抗するのは当然だ。セブン&アイ・ホールディングスの設立に伴い食事券の発行取り止めを打ち出したデニーズジャパンの総会大混乱がいい教訓だ。しかし優待券の出し過ぎで減益ということになると笑い事では済まされない。既に書き入れ時に優待券を握り締めた株主が殺到し、ゼニを払ってくれるお客が締め出される傾向が出たため、あわてて週末の優待券利用に制限を加えたワタミの例もある。優待貧乏くらいで済めばよいが、優待倒産なんてことにならないようご用心。

 もちろん株主優待制度が個人株主数増加に与える効果が企業にとって必要な場合もあることは否定しないが、要は「ほどほどがいいのよ。ほどほどが」ということ。企業はあくまでも利益をあげるのが目的であって、万一にも「儲けて税金を払うくらいなら優待で還元してしまった方が」なんて考えているとしたら経営者失格といわざるを得ない。

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